2020年7月7日火曜日

お見舞い

今回、これまで経験のない豪雨により球磨川や筑後川の流域が氾濫により大規模の浸水となりました。被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
両河川とも九州出身の私には学童時代から有名な川として記憶に残っています。かつて台風の玄関口ともいわれる九州は、夏至を過ぎると台風シーズンとなり、夏場に台風が接近すると風雨が強くなるのは普通で、本格的な秋の到来を待ち望んだものです。
梅雨時期はシトシトと長雨が続いて湿気がひどく、梅雨が明けると快晴が続いた後にやがて夏休みが来るという気候の循環でした。大雨や洪水は昔から起きたもので、災害のたびに護岸工事などの治水対策が施されて現在があるのですが、近年の降雨量は想定外のように思われます。
地球温暖化で海水温が上昇して気候変動をもたらしているのか、北極の氷が解けたり、シベリアが温暖化したり、梅雨がなかった北海道も本州と変わらない気温の上昇が続いたり、確かにこの3,40年で日本の気候だけでも大きく変わりました。
私の実家も今は空き家ですが、当時どこの家も家の裏は山でしたが台風の被害は運よく被ることもなかったのです。おそらく今は家が裏山の土砂でつぶれて人も入れない状態だと思います。危険のため近年は住む人もいなくなっています。
これからは河川の流域に対する考えを見直さないと、年々日本のどこかで河川の氾濫による同じような自然災害が起きる可能性があります。例年の豪雨災害の傾向を見れば、どこかで起きるのは必然だと思います。

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