2020年11月4日水曜日

幸福感(ウェルビーイング)

 最近、歳なのかどうしても欲しい物が少なくなったように感じます。若い頃は欲しい物ばかりでしたが、欲しい物を手に入れてもいつまでも満足が継続することはありません。大震災やコロナ禍で形のあるものから無形のものへの人々の満足感が増えているのではないでしょうか。

これからは満足感より幸福感が人々にとって大切になるのではと考えています。自己満足では周囲も満足しなければ本当の幸福とは言えないと思うのです。弊社も考えに考えた上で、昨年より経営理念として「幸せ」をキーワードにすることにしました。

先ずは「お客様を幸せに」、そして「社員を幸せに」、最後に「社会を幸せに」と満足から幸せに、経営理念の言葉を入れ替えました。別によそ様を真似たわけではないのですが、たまたま長い経営を続けてきた思いついただけです。

40年間無事に苦難を乗り越えて生き延びてこれたのは、単なる自己満足の追求のみではなく、すべての幸せを追い求めてきたからではないかと思ったのです。公私ともに何とか今日までこれたのは様々なステークホルダーのお陰です。

感謝の気持ちをどのように表現していくかが、これから会社に課された永遠の使命ではないかと思う次第です。如何にして皆様のご期待に応えるかが大切なことだと考えています。今後とも皆様方のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

これからも無形の幸せを追求して、三方良しの精神で、経営面でも幸福感を広く提供して参りたいと思います。

 

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