2021年10月22日金曜日

週末の一言

 かつて日本の人件費は諸外国より高く、購買力も強かったのでエコノミックアニマルと揶揄された時期がありました。しかし、失われた30年で新興国に先を越されてしまったのが現在の状況です。

原因は国をリードする人たちの過去の成功への驕りと無策だと思います。1960年代の高度経済成長時代を知っていますので、改革開放路線を突っ走ってきた中国の二桁成長時代が理解できます。

豊かさを勝ち取るためにはハンガリー精神を持たなければ、豊かさに満足していると猛追するライバルに負けます。かつての日本も豊かさを求めて農村部の若者が都会へ出てきました。その点、中国も同じだと思います。

これからの日本はどのような国づくりをしようとしているのか、近く誕生する新しい政治家の皆さんには是非とも日本の将来ビジョンを真剣に考えて頂きたいところです。


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