2021年10月8日金曜日

組織論

 米国も日本も貧富の格差が広がり過ぎたためか、時代は偏りのあるリーダーからリベラルなリーダーへの転換が必要とされているのかもしれません。左右に偏りがあると相手への批判ばかりが口に出て隔たりに関して無神経になります。つまり人の声に耳を傾けようとしないで自分の主張ばかりを通そうとするのです。本来は中間層が元気であれば人間関係もバランスが取れるのですが、現代社会は中間層が自信を無くしているのかもしれません。

組織の上に立つ人の声が大きいと聴いてもらえないと感じて周囲は黙り込んでしまいます。リーダーは自分が語る前に、まず組織の下の意見に耳を傾けなければなりません。組織の長にも判断ミスはあり得ますので、先走らないように相談することが重要です。しかし、言うは易く行うは難しで、人の意見を無視して行動した為に後戻りができない場合があります。自信過剰なリーダーより深謀遠慮なタイプの人が信頼されるのです。私もそうありたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿