2021年10月7日木曜日

脱炭素化

先週から某大学の学生さんの論文を読んでいますが、その論文のテーマが「ポストコロナ時代における脱炭素社会の可能性」というものでした。偶然にも、今年のノーベル物理学賞を授与された日本人で米プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎氏の受賞研究のテーマが「大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が気候に与える影響を初めて数値で明らかにした」ことによるもので、テーマが共通していたことで学生論文にも関心が深まるとともに、同時に社会課題が一致したことに大変驚きました。

脱炭素化が近年、世界で一番の関心事であることを上記の出来事で再認識した次第です。漸く米国や中国のような大国も、人類の課題である地球温暖化への対策として二酸化炭素の排出を減らす方向へ足並みを揃えるようになりました。我が国も2050年にカーボンニュートラルを目指すことを菅政権で国際的に誓いましたので、私たちも日常生活の中でなるべくプラスチックごみを減らすとか、自らできることを少しずつ日常の生活習慣に組み込んでいかなければならないと思います。

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