戦後80年になりますが、日本の政治はまだ戦後を引きずっているような気がいたします。戦争での勝ち負けはいずれ決着しますが、身の丈に合わない戦争を連合国相手に仕掛けたのが我が国です。当時の日本がもしポツダム宣言を受け入れなかったら、米国の日本上陸で日本は徹底抗戦の上に無条件降伏で連合国の領土の一部と化していたかもしれません。
幸いにも昭和天皇が英断を下してポツダム宣言を受け入れたので、戦後日本は独立国として日本国憲法を下に平和を遵守し戦後復興が果たせたのだと考えます。日本が80年間平和を維持できたのも憲法9条の平和主義を貫いてきたからだと考えます。確かに現実の世界から考えると現憲法との矛盾が司法での論争にまで及んでいますが、日本が戦争に巻き込まれなかったのは厳格な9条が存在したからだと考えます。
安倍政権時代から憲法改正論議が白熱していましたが、日本は地政学的にも周辺国との紛争を起こさないようにあくまで外交努力することが日本の平和にも繋がると考えます。敵対意識を持てば相手も敵対意識を持ちます。周辺国と仲良くしようと動けば相手も警戒心を抱かない筈です。日本が海外から信頼される国なのは平和憲法の下に戦後を歩んできたからです。
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