今日7月3日は参院選挙の公示され、投票日は7月20日です。愈々夏の参院選挙戦へ突入しますが、果たして与党が過半数以上の議席を獲得するか、野党が衆院選のように過半数以上の議席を獲得するか注目されます。昨日、今日と各党党首の演説を聴きましたが、残念ながら経済政策の話は見えず、当面の減税や給付など国民負担の軽減を訴える物価対策が主要なテーマとなりそうです。
仮に与野党が逆転しても、政権交代がすぐできるわけではありません。過去の野党連立政権では政策が纏まらず短命政権で終わったことを考えると連立政権は容易ではありません。寧ろ、議席数は伯仲した方が国会が緊張感をもって国民に分かり易い議論する場になる様に思われます。2院制という衆院を通過した議案を再度参院で議論を深める機会になると考えます。
日本は高齢化も含め諸外国に比べて課題が山積しています。社会保障費が上昇する一方で財源の問題は大変重要となります。与野党は物価高対策を選挙の公約に掲げていますが、企業の生産性をあげて経済を成長させて賃金を上げていかないと国際競争には勝てません。お米を含め安全保障上、食料自給率を上げていかなければならないので、農業生産者が潤う仕組みが必要です。
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