2025年7月2日水曜日

思慮深さ

物事は何でも慎重に考えて行動しなければならないのですが、思慮深さに欠けると思わぬ落とし穴に嵌ってしまうこともありますので人生においては用心が肝要です。人間の身体も定期的な健診を怠ると症状が悪化してからでは治療が手遅れになることもあります。私の知人にも若くして命を落としてしまった方がいますが、大体は病が深刻になってから気づいて手遅れになっているようです。

「健康はお金では買えない」と言いますが、病が悪化してからでは仕事にも支障が出るし、医療費負担も増えるだけです。日本の医療費が年々高額になるのも疾病医療費が減らないからです。高齢化社会で益々医療費が掛かるので日本の社会保障費は国の税収に匹敵し、財政的にパンク状態のようです。米国からは防衛費の増額を要求されていますが、果たして財源はどうするのか、難しい判断なので次期国政選挙の重要なテーマにはならないでしょう。

日本は医療の現場でもあらゆる産業で人手不足なのが現状です。大切な労働力は健康管理によっても増減が左右されます。未病化を実現するためには定期的な健診によって健康管理を維持することが必須となります。漸く健康保険組合でも健康経営を本格的に推進するようになりました。特に若い人の精神疾患による事業への影響は少なくないのが現状です。もっと自分の健康状態にも思慮深くありたいものです。

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