2020年3月5日木曜日

バッハ会長

直近のニュースで、IOCのバッハ会長がどんな判断を下すのか注目していましたが、やはり中々冷静な判断力を有した優れた方のような気がしました。東京オリパラのマラソンコースを東京から札幌へ移す発言も、当初、我々には唐突に聞こえて会長の真意が読めないところがありましたので、今回もJOCとしては冷や冷やドキドキだったのではないかと思われます。東京都とJOCの鋭意努力されている姿がIOCのバッハ会長に届いていたものと思われます。海外から日本を観ると感染マップで不安を煽っている部分があります。先月は中国、日本、韓国だけの感染が目立っていましたので、IOCの長老から他国へ開催をという意見も出ていました。現在は世界全体に広がりを見せていますので、IOC会長も日本だけの問題ではないことを認識したのだと思います。昨今の日本国内の徹底した行動によって、おそらく4月中には感染も落ち着くだろうと予想されます。日本人は性格的に生真面目で、集団で秩序を保つ行動を取りますので、案外収束は遠くないと考えます。バッハ会長には日本人の姿勢が通じたものと思われますし、開催の直前になって世紀のイベントを会長の責任においても複雑にしたくないという思いもあるのでしょう。

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