2017年12月27日水曜日

「偽」

今、密かに松下幸之助さん(1894-1989)が世界も含めて注目されています。何故これほど注目されるのか、私流に今年の流行語を「偽」と考えてみました。今年は世の中のあちこちで業務上の数え切れないほどの「偽」が横行しました。数々起きた事件を挙げたらとても切りがありませんが、もし松下幸之助さんの教えを忠実に学んだ人であれば、今年数多く見られた他人を欺くような偽り事はしないと思うのです。私も机の袖には松下幸之助の「道をひらく」や「人を活かす経営」など、いつも座右の銘として大切に保管し、自らを正すために時々目を通して学んでいます。多くは経営における倫理教育が欠けていると思われても仕方がありません。本来は選ばれるべき存在であるにもかかわらず、蓋を開けたら、自分たちの利益を優先するばかりで、人を欺く「偽」が社会のあちこちで普通にまかり通っているからです。少なくとも来年の戌年はそのような年になってほしくはありません。日本中がもう一度、松下幸之助に学ぶべきだと私は思います。

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