2026年9月30日水曜日

9月末日


 日本テレビの番組「ミヤネ屋」でメイン司会を務めてきた宮根誠司さんが9月末(正確には10月2日)を目途に、番組開始20周年を節目として個人的な理由で勇退されるということで、本日は最後なので祝福を込めて見納めをした。他にも長寿番組はあるが、同じ番組が20年も続くということは本当に凄いことである。

平日の番組なので仕事をしていたら見られないのだが、時間も自由になったのでテレビを見る機会も増えた。と言っても、始終テレビを見ている訳でなく、毎日買い物等で外出していることが多い。妻と過ごす時間が増えて、変わらぬ家庭の日常生活が私にも普通の姿になってきた。

さて9月も終わりだが、8月下旬から本日9月30日まで、都内では観測史上初めて連続35日の降雨を記録したらしい。千葉や神奈川は大変な被害が発生したが、この9月の大雨は例年の3倍の降雨量のようである。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げたい。1日も早く元の生活に戻られることを希望する。


2026年9月29日火曜日

企業の成長


 これまで日本では会社を創業しても上場しなければ、未公開株として市場で株を売買ができなかった。日本の中小企業を含めた未上場企業が米国と比べて成長のスピードが遅いのも、既存株主が流通市場で自由に売買できないことが原因の一つと考えられてきた。米国は未公開株の流通市場が活発なため企業に資金が循環する。

そこで日本にも登場してきたのが2022年に特定投資家向け銘柄制度で、未公開株をプロ投資家向けに発行・流通させる仕組みが整備され未公開株の流通市場は拡大に向けて動き始めている。新興企業が短期間にIPOをしないで非上場のままで、長期にわたって成長しながら成長段階に応じて資金が循環する仕組みが重要である。

日本のスタートアップ政策が、上場企業を増やす段階から成長企業を増やす段階へ進むことを望みたい。未公開企業への株式投資で企業価値を高めて、株主が売却して利益を得るようなサイクル、プライベートエクイティ投資が日本でも活発化することを望みたい。日本企業は資金も停滞し、成長産業への人材の流動化も少ないのが現状である。

2026年9月28日月曜日

9月場所終了


 大相撲9月場所が終わった。最近は16時ごろより大相撲中継を観ることが多くなった。妻も一緒に観戦するのだが、実際に集中して観ているのは自分の方である。幕内の取り組みは大体すべて観ているが十両に下がった元幕内力士の結果も気になる。毎場所のように大相撲の取り組みを観戦するようになって番付にも興味を持つようになった。千秋楽の大の里と安青錦との直接対決はどちらに軍配が上がるか予想が難しかった。

昨年は巡業を観る機会もできて、さらに夫婦で大相撲に興味を持つようになった。知らない人が多いと思うが、私自身は昭和の柏鵬時代から大相撲の歴史は今日まで見続けている。と言っても柏鵬時代の頃はまだ小学生だった。妻との新婚旅行で北海道の弟子屈町にあった大鵬記念館を訪れたことがある。元大鵬関のお兄さんが記念館を運営していた。子どもの頃より大ファンだった大鵬の出身地を訪れた時は本当に感動した。

今でも元横綱大鵬関の強さは記憶に残っている。横綱同士の柏戸関との取り組みは千秋楽でも一番盛り上がっていたように思う。大相撲の歴史では、双葉山に次ぐ優勝回数を重ねていた(のちに白鵬に記録を塗り替えられるが)大鵬は毎場所の取り組みで負ける気がしないほど強かった。現在は横綱でも立ち合いが云々されるが、当時の横綱は相手の出足を堂々と受け止めていた。しかし、時代は変わっても大相撲は面白い。

2026年9月25日金曜日

中秋の名月

今夜は幸いにして美しい「中秋の名月」が眺められるようである。このところ台風25号の影響などで大変な爪痕を残してまだ日が浅いが、一日も早く普通の生活を取り戻してほしいものである。被災された方々のつらい気持ちだけは同じ日本人として忘れてはならないと思う。

今年も熊本地震や台風など自然災害の多い年となりました。被害に見舞われた方々が口々に、これまで何十年生きてきた中で初めての大規模な被災経験だったと話されています。地球温暖化の影響かわかりませんが、未曽有の災害はいつ起きるかわからないということです。

さて今年もあと2か月余りですが、これから先は何事もなく無事に年末年始を迎えたいものです。世界には紛争が続いている地域もありますが、日本はもっと外交力を生かして、特定の国に偏ることなく、周辺国とも平和を重んじ双方に仲良くありたいものです。 



2026年9月24日木曜日

バリ旅行その2

高校時代の頃には、インドネシアなど赤道直下の国々は熱帯雨林の気候と言われて、雨が多く湿度が高いというイメージがあり、旅行するような魅力をあまり感じていなかった。しかし現在は、日本も地球温暖化の影響で夏は酷暑と言われるほど暑く、熱中症で倒れる人もめずらしくなくなった。今回、インドネシアのバリ島で1週間過ごして、日中の日差しは日本と変わらないが日陰は涼しく感じた。

素晴らしいのは、バリは日本のように台風が直接上陸・襲来することがないということである。つまり、北半球で発生した台風は赤道を越えて南半球のバリ島まで移動してくることはないとのことである。先週末に帰国したため、今回は幸いにも台風25号の影響を受けることもなかった。数日帰国日が遅れていたら台風で予定通り帰国できなかったかもしれない。

食事は日頃から日本食に慣れているので、やはり現地の食事より日本食の方が美味しいと思う。日本食のお店が少ないのは日本人の滞在者や旅行者が少ないからであろう。最後に印象深かったことは、バリの村で出会った15歳(中学3年生)の少女が、単身でホームステイしながらグリーンスクールに通っていることである。費用は私学並みに高額なのだが、世界中から応募があるようだ。


2026年9月18日金曜日

バリ旅行その1

 海外旅行のため1週間ぶりに投稿する。本日、インドネシアのバリから帰国したのだが、やはりバリも、前回のベトナムや中国・四川省の旅で気づかされたことと同様に、新興国の人々のみなぎる活力に圧倒されたのである。新興国の市街地の道路はどこも車と若者が乗るバイクが渋滞だらけで、不思議にも事故が起きないこと自体に驚いた。

新興国を身近で観察していると、人とモノの動きが激しい国ほど開発も進むし、経済成長を遂げているようである。日本と比較すると、日本がバブル崩壊後なかなか成長できなかった理由が理解できる。まだベトナムやインドネシアの観光地では海外の旅行者が大半だが、中国はどこへ行っても観光地では中国人が一番多い。

中国は国内の治安維持が厳しくて日本人旅行者でも渡航に遠慮がちであるが、民主国家の韓国への日本人旅行者は多い。中国は世界遺産も多く、歴史や遺跡も多いので勉強になるし渡航する価値は高いと思うのだが、日本人旅行者は少ないように感じる。今回のバリ訪問で気づかされたことは、宗教心が熱いことと日本人より良く働くということであった。(続編は次回へ)

2026年9月11日金曜日

時を大切に

今年の夏も確かに酷暑続きであったが、この数年9月一杯は残暑が厳しかったけれど、今年の気候は少し違うようだ。9月に入っての日照時間の短さは記録的なようである。毎日が曇り空で、どんよりとした天候の日が多い。長袖ならまだしも半袖だとやや肌寒い時間帯もある。遠方までウォーキングしようと思うが、近くのショッピングモールを周回ワーキングする程度にしている。しかし、時は大切にしなければならない。

10月になったら天気は晩秋の秋空になって晴れ間が続くのではないだろうか。オフィスビルで過ごさなくなったら、どういうわけか毎朝のように天候ばかりが気になる。このところ美しい富士山の素顔を見る機会も少ない。幸いなことは、豊富なTV録画を消費する時間が持てることである。積読といって、新しい本を次から次に買って山積みにしている状態のことをいうが、ビデオ録画も同じである。

完全リタイアして3か月目になるが、旅に出ることが一番の退屈凌ぎになると考えている。今月は海外旅行を控えているので、帰国したら次は国内旅行を企画したい。歴史やお城や温泉巡りもいいが、地域独特の食材を堪能する旅もいいだろう。体が元気でなければ遠出はできないので健康管理は特に大事である。日本全国を旅しようと思っても一生かかるので・・・。

2026年9月10日木曜日

成長戦略


「サカナAIを10万社に」という日経のトップニュースに注目した。つまり自国内で開発・運用するAIは高市政権が成長戦略として重視している分野の一つで、AI・半導体に官民で100兆円の投資をしようというのである。企業がAIをクラウドで使うためには多額のコストがかかる。サブスク方式で従量制の課金となるのでAIが進化するたびにコストは上昇する。

このままだとデジタル赤字は膨らむ一方であり、国家のセキュリティ対策上も問題がないとは言えないだろう。AIの技術においては米中に先を越されているが、2番手となっても粘り強く国産化を目指すべきであろう。私も長くIT業界に身を置いてきたが、AIを活用することで従来と開発手法自体が大きく変わる時代の転換期を迎えているのである。

もし円安を生かすというならば、IT業界がAIや半導体に関連する技術をフィジカルAIとして業界特化型のシステムサービスを世界展開することができれば、将来、日本国内へ経済的な付加価値をもたらすことだろう。韓国と組むことも米中にAI半導体分野で覇権を握られないために必要だと考える。サムスンの研究所が横浜に進出することは世界戦略上も大歓迎すべきことであろう。

2026年9月9日水曜日

経営哲学

 長年の経営者人生で一番多くを学んだ人物は松下幸之助氏である。自分の机の引き出しにPHP出版の書籍を何冊も置いていつでも眺めていた。経営哲学というものを日々の会社経営をする上で書物から学んだように思う。

会社は社会の公器であって、事業を成長させることによって利益を伸ばし、納税もするし内部留保も蓄えることができる。だから利益を出さない会社は勝ちも上がらないし、納税して社会に貢献することも難しい。

どうしたら健全な会社になるかと言えば、利益を出して自己資本比率(内部留保)を上げ続けるしかない。会社の価値が上がれば事業承継で経営を担いたい会社が必ず現れるものである。実学として学んだことも多いが、経営哲学を書物から学んだ部分も大きい。

2026年9月8日火曜日

昨日の今日

昨日の今日なのか、不思議にも急な円高が到来した。株価は一斉に円高を嫌気して下がったように、ドル決済の輸出企業は為替差損が生じるため株安に転じた。あまりに急過ぎる円高は株式市場に与える変動が大きいが、投資家はもっと冷静になって円高を是認してほしいところである。為替はどの程度が良いか素人の私には判断がつきにくいが、今の円安水準はあまりにも評価が低すぎる。

かつての120円台の為替水準がいいのか、150前後がいいのか分からないが、今の円安は弱すぎると思うからである。しばし株安は続くが、為替差益で大幅な利益を稼ぐのが本当に良いことなのだろうかと考える。円の購買力を高めなければ貿易収支は一向に改善しないのである。かつて円高で製造拠点が海外へ移り、国内の製造業は空洞化した。

しかし、多国籍企業として海外出稼ぎ外貨を稼ぐことで大企業の業績は改善した。円高は輸入にも貢献したし、内需を主にした中小企業の利益も改善した。円高によって中小の内需企業は恩恵を受けた。また内需企業は円高で失われた国内の雇用を再び安定させることになった。労働者人口が今後減少していく日本にとって経済を成長させるなら円を強くして購買力を強化すべきであろう。

 

2026年9月7日月曜日

強い円へ


 アベノミクス以来、大胆な金融緩和で本来は景気が上昇しインフレになるはずなのだが、残念ながら経済は成長せず、長らく円安とデフレが続いた。一方、円安によって株価が上昇し、日経平均は想像以上に上昇した。つまり、上場企業の業績が米国経済の好調とともに株価を押し上げた感がある。でも、裏では円安による海外の投資家が日本株に投資して株価を支えている現状がある。

個人投資家も低金利とインフレ対策に貯蓄から投資へと向かったことも大きい。しかし、一方では中小企業の業績が輸入原材料の価格高騰で業績不振も見られる。消費者物価の高騰も円安による輸入品の価格上昇によって、低所得者の生活にも少なからず影響を与えている。長らくデフレが続いてきたので日本人はインフレ経済に長い間慣れてこなかった。

インフレによって漸く人件費の方にも資金が回ってきたのだが、内外物価の価格差は円安でなかなか解消していない。日本人が海外で食費の高さに驚くのも、円安で円の価値が低くなっているからである。かつて円高の時代を知る人々にとって、世界的な円の価値低下に疑問を持たざるを得ない。高市政権は日本経済の競争力強化を目指しているが、大幅な財政出動が円安に拍車をかけないことを祈るばかりである。

2026年9月4日金曜日

デジタル赤字


 日本のデジタル赤字は年間約6兆円と言われて日本の貿易赤字の主な原因と言われている。原油や天然ガスなどのエネルギー資源額の貿易赤字はやむを得ないが、IT貿易赤字は年々拡大しているようである。このことに対して日本政府はあまり反応していないが、フランスでは真剣に対策を講じていることをニュースで知った。EU諸国も同じような対策を考えているのだろう。

米テック大手の業績はトヨタを凌ぐほど成長して大幅な利益を上げ、莫大な投資を年々続けている。このままだと日本のデジタル赤字は増える一方であることは明白だ。EUは米テック大手に対する情報保護のチェックも厳しい。一方、日本政府は公取も含め目くじらを立てる様子は見られない。本当に情けないのは日本のIT産業かもしれない。

日本国内で米テックに匹敵するようなキラーアプリを開発して輸入を減らすことを真剣に考えたらどうか。何年もかかると思うが、このままだAIを含め、日本は将来も米テックのユーザーの域を出ないのではないだろうか。日本政府はフランスなどを見習って自国開発のアプリ政策を長期計画で強化すべきである。デジタル赤字は円安の要因でもあるようである。

2026年9月3日木曜日

保険の話


保険は健康である人が病になった人へ資金的救済として支給されるものである。よって、医療費請求の申請が保険会社から却下されたことは寧ろ幸いだと考えた方がいい。先日、長年加給している保険会社に医療費の請求について問い合わせたところ、暗そうで半ば同情するような回答で、申請をお待ちしていますとのことであった。つまり、病気にかからないで保険を使わなくて済めば一番いいということである。

ここ1年以上前から腕にシミのようなものができていたのだが、痛みも痒みもないので気にしないで放置していた。たまたま皮膚科でシミの除去で通院することになり、ついでに気になる腕のシミも診てもらった。塗り薬を処方してもらったがシミが消えないので、紹介状をもらって大きな病院の皮膚科で検査してもらうことになった。ところが病理検査の結果、悪性腫瘍で手術をすることになった。

診断書にも悪性と書かれていて、医者からも今のうちに切除しようという話になり、昨夏の大腸ポリープ切除での1泊2日に続いて、今回はメスを入れたこともあり3泊4日の入院となった。退院してから診断書をもらって早速、保険の手続きを進めようとしたところ、保険会社から診断書の内容の文言では保険の適用にならないとなった。再度、医師に診断書の再発行をお願いしたところ、保険の適用にならないので修正はできないことになった。

昨年も今年も術後に精密検査を受けたが、いずれも異常なしという結果であった。考えてみると、大腸ポリープも腕のシミらしい部分も悪性でなかったので結果的に良かったのである。長年かけている保険がまったく使えなくて、寧ろ幸いだったと考えるべきだ。保険というのは使わない方が良くて、まさに健康を維持するための保険、魔法のようなものである。生命保険も40年以上かけて結果的に掛け捨てとなったが、役立たなかったことが寧ろ幸いなのである。

2026年9月2日水曜日

世間話

開店から20年くらい通い続けてきた床屋さんに、引っ越しして数か月ぶりに入店した。実は眉の長さが気になって以前のように鋏を入れてほしかったのである。慣れない新しい床屋さんにはどうも頼めないのである。大抵は女性の方も、決まった美容院に住んでいる場所は変わっても何十年も通っている方は多いようだ。現に妻もそうだからである。

知らない床屋さんでいちいち髪型の注文を付けるのは面倒だから、「いつものように良いですか」と言われるとお任せするお客としても安心する。床屋さんも常連さんとそれぞれに合わせた会話をすることに慣れている。不思議だが床屋さんとはどの方も気兼ねなく会話を交わしている。1対1でサービスを受ける時間的空間に気持ちが癒されるのであろう。

都会で他人と世間話をする機会は少ない。お互いに自宅も名前も知らない仲で、床屋さんは世間話ができる唯一の場所のような気がする。私の通ってきた床屋さんの出身地が、たまたま妻と同じ長崎県の同じ郡部の町で何となく以前から親近感があった。話も田舎への帰省の話題から、田舎の親族の話題、自分の家族の話題などしているうちに徐々に深く親しくなった。

商売は人と人との繋がりで成り立っている。ビジネスマンの営業職も同じであろうし、一朝一夕には信頼関係は生まれない。やはり、人と会って話す時間と回数に対人関係の深さは比例するようである。話は元に戻るが、数か月ぶりに従来の床屋さんへ行って帰宅したら、妻が開口一番「きれいになったね」とのことである。他の床屋さんとの違いが判ったのであろう。

2026年9月1日火曜日

某業界のイベント


本日は半導体業界の関係者50人ほどのイベントに参加した。参加者は皆錚々たる企業のOBや現役の幹部の方々であった。基調講演は某大学の名誉教授で半導体業界とも長い付き合いのある方である。

最後の交流会にて、その名誉教授の談話を一部紹介する。日本は人材流動化が進まない唯一の国だったので、イノベーションの発掘に苦労して失われた30年となった。なぜ人材流動化が進まない国なのか。

その原因は大手メディアと大企業の上層部にある、と教授は結びの挨拶で話されていた。確かに大手メディアは大企業べったりだし、大企業の上層部は人材の流出を妨げる。それではイノベーションが起こるわけがない、と考える。