2026年8月31日月曜日

戦国の覇者

 大河ドラマ「豊臣兄弟」を毎回楽しみに見ているが、戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康にまつわる歴史物は本当に面白い。あの通信手段のない時代に織田信長の天才的な支配力はやはり凄いとしか言えない。秀吉という足軽の人物の能力を見極めて城持ちに引き上げる眼力も、常軌を逸して飛びぬけていたのだと考える。それぞれの人物は本当にすごい。

豊臣秀吉は「鳴かせて見せる」という、敵を説得する外交の名人ともいえる。徳川家康も「鳴かぬなら鳴くまで待とう」と、天下取りの機会を辛抱強く待って、いざというときに有効な手を打っている。若いころに家督を継いで、年齢とともに周囲に有能な武将を抱えてきた。優れた源氏の流れを遺伝子として持ち合わせている人物でもある。

信長は個人として天才的な才能の持ち主であるが敵は多かった。一方の豊臣秀吉は敵を味方にするくらい人を動かすの天才だったのだろう。家康は毛並みもよく秀才肌だったのではないかと思う。個人的には3人の中で従うとすれば、無難な家康の家来になりたいと考える。明智光秀も信長の敵と信長の板挟みになり、天下取りの欲が俄かに湧いたのであろう。

2026年8月28日金曜日

不祥事


福岡県議会では、福岡のドンと呼ばれていたベテラン議員が、今回の裏金に関する騒動の責任を取る形で議員辞職する方向のようである。しかし、県議会内部での議員間のしこりは当分消えそうにないだろう。一方、我が横浜市の現市長も遂に辞任することを表明したようである。

どちらの辞任劇も元はお役所の中での騒動に端を発したようであるが、一般有権者はこれまで知らぬ存じぬの話題であったが、ニュースでの報道が日増しに内紛として大きく報道されるようになり、世論の厳しい意見が仕舞には辞任に追い込んだようなものである。

福岡の実情は素人の私にはわからないが、横浜市の話題は地元でもあるので関心も多少あった。現市長は2021年8月に前市長の多選を阻む形で立候補され、当時は横浜市にカジノを建設するかどうかで、反対派と賛成派が競った選挙でもあった。

結局、多くの有権者はカジノ誘致に反対で、その矢先に現市長も新市長の候補者として登場された。学歴を含め素晴らしい学者風の方であったという当初の印象はあるが、人を率いるマネジメントに長けていたかどうかは不明であった。

25年8月に再選されるまでは問題なかったと思われたが、役所内での仕事ぶりにはあまり良い印象は聞かれなかった。再選から1年、役所内からメディアに対して内部状況が暴露されたことで問題は大きくなった。ご承知の通り、現市長による市役所内でのパワハラ問題である。

終わったことは仕方がないが、もっと市民は市長候補を厳選しなければならないと考える。トップに立つ人は不祥事を極力起こしてはいけないし、最終的に責任は免れないことを自覚しなければならない。

2026年8月27日木曜日

AIの急速な進化

 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツが、AIは大量失業を起こしうると警鐘を鳴らしており、その対策として「人間専用の職種」を提唱している。AIの急速な進化に円滑に対応する計画ができていないので、各国政府が協力して規制や国際機関の創設が必要だという。とのビル・ゲイツ氏の主張に賛同する。

AIは大量のデータベースをこなすたびにテクノロジーがさらに進化していく。ロボット先進国の中国の利用状況を見ると、産業のあらゆる分野で人間を代替する能力を身に付けることが予想される。おそらくロボットのコストも安くなるので企業は競争上、使うことが必然になる。

大量失業が発生する前に、人間の知恵でロボットに高い税金をかけたり、一方ではロボットの使用制限を設けることも必要になる。つまり、業務の効率化や生産性ばかりに注力して放置していたら、将来の人間社会において大変な事態になることが予想されるというのである。

コンピュータが世の中に出現した当時も同じような懸念が起きたが、まだ先進的なマシーンというだけで、業務は格段に効率化されて便利さを享受できた。常にコンピュータは人とともに存在した。しかし、AIロボットの時代になるといずれ人を代替する存在になり得る。

日本は将来的に少子高齢化社会が続くので、介護や建設、製造業の現場で人手不足を補うことにより、諸外国以上に経済成長に寄与すると考える。中国は規制をかけないと大変な事態になりそうである。


2026年8月26日水曜日

働き方


コロナを契機に在宅勤務が定着してきたが、一部の企業は原則出社を義務化するようになった。在宅勤務を継続している企業も実際はハイブリッド型で、社員が柔軟な働き方をできるようにしている。しかし、顧客と対面で業務をこなしている企業は、コロナ後は完全に出社に戻っているので従来の働き方と変わりはない。

前職のIT企業では、定期的な出社を義務付けながら現在も在宅勤務を継続している。確かにコロナ前より社員の残業時間は減ってきたが、社員教育やコミュニケーションは密度が薄くなったような気がする。やはり人と人は時々リアルの場で会う機会がなければ人間関係が希薄になることもあり得る。

性格にもよるが在宅勤務が定着してから、殆ど社員とリアルに接触したがらないような社員もいる。オンラインで打ち合わせすることで業務を済ませようとする。仕事は進捗するが人間的に成長するかと言えば疑問を感じる。やはり出社の比率を高めながら、在宅勤務を柔軟に活用するルールを定着させた方が良いだろう。 

2026年8月25日火曜日

競争力

最近は企業の 採用も難しい時代になった。車内広告の転職フェアを見ても、大手企業はもちろんだが、県庁や市役所でも中途採用に真剣に力を入れているのだろう。考えるに、官公庁はもっとAIを有効に使って人材を増やさずに業務を進化させるべきであろう。

今後、新卒者の採用も少子化で難しい。その上、短期間で転職する人も多いので、企業や役所も人数の確保で中途採用で穴埋めをしなければ人材不足は補えないのだろう。企業の人材不足は国際競争力にも影響を与える。

円安で海外勢に人材確保で負けないために、グローバルで戦う大手企業は初任給を目一杯に上げてきている。しかし、国内の中小企業は力に限度があり、十分に対抗できないのが現状であろう。今こそ、先進事業など付加価値の高い分野へ人材をシフトすべきであろう。

日本は業界が横並びで価格競争ばかりして、毎年売上アップは求めるが、突出する利益の追求をあまり考えないようである。実際は利益が増えないと、投資も人件費も毎年大幅に増額することはできないし、業界での競争力がない。

欧米企業は売上げより利益を優先している。利益は付加価値の高い事業でしか稼げないからだ。利益を優先しないで、売上だけを追求しているのが未だに日本企業の実態である。これでは益々円安は避けられないし、貿易収支も改善しない。

2026年8月24日月曜日

暮らし〜大義

8月は第二次世界大戦や太平洋戦争にまつわるTV番組ばかり目にしてきた。ロシアとウクライナの戦争も米国・イスラエルとイランの戦争も、互いに報復合戦を繰り返し、意地を張り続けているのが現状である。今年の8月は平和に対する思いが一段と増した月であったようである。

長女が数か月間も我が家に居候したので、毎日のようにテレビ録画やネット配信ドラマを存分に見せられた。生活パターンが変わったのがこの数か月だった。明日は愈々都内へ移動するので、また夫婦二人の元生活リズムへ戻るのだろう。

たまたま娘が録画していたフジテレビのドキュメンタリー番組「6日を遺す~原爆供養塔 祈りの継承~」は大変良い番組だった。広島の呉からバスで1時間30分かけて原爆の月命日に供養のため原爆供養塔に、父の代から祈りの継承として80年通い参拝を続ける様子を、ドキュメンタリー番組にしたもので大変感動した。

最近はテレビを観ない人が増えているが、素晴らしい番組は是非とも多くの人に見てもらいたい気がする。長女も私と好みが近いようなので 、この数か月は貴重な親子暮らしであった。他に大義をテーマにドラマ化した作品を観て、人それぞれ人生における大義は異なるものであることを実感した。

2026年8月21日金曜日

権力志向

 人は自ら権力を握りたくなる人、下から持ち上げられて権力の座に就く人、それぞれであるが、いくら世の中で批判されても権力を手放さない人が少なくない。理由はわからないが、晩節を汚して権力の座を終わりたくないからだろうか。私自身はその訳に不思議な思いを抱く。

私も企業のトップを長年務めて、残りの人生を考えて退け時を探してきた。幸いにも無事に完全リタイアができたので、ゆっくり一庶民として生きることができた。実際、小さな企業の事業承継は兎に角難しい。株は未上場なので簡単に市場で売買ができない。

市場がないので株を買ってくれる人を探すのは大変である。そこにビジネスの種を見つけたのがM&Aの専門企業である。しかし、中間業者を通すと株を売った企業の独立性は失われることが多々ある。経営者はお金が入るが、社員は置いてきぼりになるようなものだ。

買う側も権力者が判断するので、買われる側は惨めな思いをすることもある。社員のことを考えて、彼らの不安を払しょくすることが経営者の最大の役目だと考える。権力者は自らのことばかり考えてはいけない。権力の座に立つことを認めたのは支持者だと振り返ってほしい。


2026年8月20日木曜日

日本の住宅

かつて私がマンションを初めて購入した頃は、新築マンションの応募者が多くて、モデルルームの見学だけで抽選の競争率が100倍近いマンションも珍しくなかった。だから新築マンションの抽選は幸運でなければ当たる確率はほとんど低かった。兎に角、当たるまで応募し続けるしか手段はなかった。

しかし30年から40年過ぎた今はどうかというと、人気があるマンションでも完売は難しいのが普通のようだ。失われた30年は買い替え需要が減るとともに、新築でも売れないマンションが増えているようである。マンションが建つ前に完売するのと、建物が完成してからも売れ残っているのでは大きな違いである。

最近はマンション価格が小さな戸建て価格より高い傾向があり、働き盛りで持ち家を求める若い人たちが戸建てを購入するケースが目立つ。その反動でマンションが売れなくなっていることも考えられる。この30年から40年もあちこちに多数のマンションが建設された。

人口が増えているわけでないのに、新築のマンションや戸建て建設は今日まで続いてきたし、これからも建設は増え続けるだろう。一方、中古のマンションや戸建ても増え続けるが、将来のことを考えると経済的に空恐ろしくなるのは、果たして考え過ぎであろうか。

2026年8月19日水曜日

世界の異変

 またもや世界の異変である。米国の議会は一体どうなっているのだろう、と世界中の人が感じていると思う。ICC(国際刑事裁判所)の話だが、トランプ政権による国際刑事裁判所の裁判官への制裁はあまりにも道理に反するからである。自分たちに不利だと法を裁く裁判所さえも抑え込もうとする。裁かれる側(一国の政権)が裁判所に制裁を科したら公正な裁判を継続することはできない。

国際的に悪事が裁かれなければ、強者の為政者のやりたい放題で弱者は浮かばれない。国際紛争や戦争に関わった戦争犯罪者を公平に裁き、世界に平和をもたらすための目的としてICCも設立されていると考える。我々庶民が考えてもどうにもならないが、日本政府にはしっかりした態度を正々堂々と示してほしい。

ロシアにしても米国にしても指導者の言動自体が常軌を逸している。まともな国民であれば傲慢なやり方に懲りて、次は指導者として再選しないはずである。トランプの支持率が33%と過去最低なのもまっとうな国民は理解してきているからであろう。大国に関わらず、国民はもっとまともな指導者を選ばなければ国民は不幸となるであろう。


2026年8月18日火曜日

感想

 警察庁によれば全国の自殺者数は減少傾向にあるものの、小中高生の自殺者数は増加し、25年時点で538人と統計を開始して以来、過去最多となったとのことである。主要7か国(G7)で、10~19歳の子どもの死因として自殺が1位なのは日本だけだという。今後はこども家庭庁を中心に法改正の議論を進める考えのようであるが、豊かだと言われる日本において誠に残念なことだと思う。

自殺の原因は様々のようであるが、近年海外でも子どもを守るため、SNSやスマートフォンの利用について規制を強める動きが世界各地で相次いでいる。こども家庭庁でも実効性のあるSNS利用のルール作りを、海外の動向を注視しながら検討していくとのことである。翻って、文科省による子どもの自殺防止対策は進んでいるのだろうか。原因は学校社会の中にもあると思うが。

未だに子どものいじめの問題は改善の方向へ至っていないような気がする。経済的な格差で教育を十分受けられない子どもも存在すると考えるが、貧困が直接自殺に陥る原因ではないと思う。寧ろ、家庭崩壊などによる子どもを孤立させる社会環境が問題ではないだろうか。離婚による子どもを取り巻く生活環境の悪化は子どもの成長を考える上で食い止めなければならない。

2026年8月17日月曜日

日課


朝夕に犬の散歩が毎日の日課になっている。この日課も後10日間くらいのようである。というのは、長女がそろそろ旦那の実家に身を寄せることになっているからだ。2か月ほど掛かった実家の片付けも終わり、漸く犬も住めるような環境ができたのである。我が家ではレンタル犬を引き取って、亡くなるまで7年くらい飼ったことがあるが、ペットロスはとても辛い経験だった。

その後、娘たちが犬を飼うようになってお盆や年末年始に犬を連れてくるようになった。我々も歳を取るが、犬の成長も帰省でやってくるたびに見違えるようになった。買ったときは3か月の彼女たちは今、3歳と8歳である。どちらも性格の違いが明らかで、一緒にいるとこちらまで犬のやること為すことの違いに毎日心が癒される。

不思議なもので、数か月前までは食べない、散歩も歩かない8歳の雌犬が、我が家にきて3歳の雌犬と時々同じ屋根の下で過ごすうちに、どうやら刺激を受けたらしい。3歳の方は食べる量も食べるスピードも早いし、散歩も大好きなのである。8歳も多分3歳からの刺激を受けたのであろう、完食するようになったし、散歩で歩くようになった、大変身したのである。

毎日、朝晩のしぐさを見ているが、実に飽きないものである。我が家で飼うのは負担になるし大変だが、時々遊びに来てくれると猶更いい。 

2026年8月14日金曜日

お盆


 お盆の最中だが、近年は毎年のように暑い夏が続き、今年から「酷暑」と猛暑をさらに上回る暑さ表現がされるようになった。また暑さだけでなく、熊本地震や千葉豪雨など記録的な災害も絶えることがない。被災された方々のことを思うと身につまされる気持ちになる。近年は線状降水帯という気象用語を聞くことがもはや珍しくなくなった。

雨雲の動きも人間社会にはどうすることもできない。仮に気象を人為的に操作すると他の地域に悪影響を与えかねない。毎年のことだが、天災がいつ到来してもいいように日頃から防備しておくしかない。災害による家屋の倒壊で避難生活を余儀なくされている人たちも多い。我々は毎日、温かいものを食し、風呂にもゆっくり入れるし、日常生活の差は大きい。

明日は我が身で、お互い助け合いながら一日も早い復興を祈るばかりである。我が国は地震大国なので、いつまた大災害が訪れるかもしれない。不安を煽るのもよくないが、それぞれに防災対策は常日頃から準備しておくべきであろう。兎に角、世界的にも、地球温暖化の影響で従来とは毎年の気象が完全に変化してしまったのである。

暗い話ばかりしても仕方がない。お盆なので、仏壇にお団子とおはぎ、そしてビールを供えた。いつもお守りくださりありがとうございます、と感謝の気持ちでご先祖様に拝んでいる。

2026年8月13日木曜日

日本外交の行方


高市政権では首相の対ロ・対中外交は、日本政府側が望んでも先行きは難しいかもしれない。つまり、高市首相の思想や考え方がプーチン大統領や習近平主席の心中に通じないからだと思われる。 このままでは、近隣の日本外交は今後も道が開ける可能性は薄いような気がする。そうかと言って名前が挙がってくる首相候補に適任者は見当たらないような気もする。強いて言えば、総裁選に立候補した林総務大臣か茂木外務大臣が適任者であろう。

しかし、今の自民党は右寄りの人たちが党内で有力者として幅を利かせているようにも見えるので、高市政権内では考え方に柔軟性のあるリベラルの有力者が影を潜めているのではないだろうか。トップ外交は立場の敵対する相手とも堂々と会って議論するくらいでないと務まらない。先ずは、相手から人間的に信頼される人物であることが対談する上で必須の条件であろう。

しかし、残念ながら高市首相はプーチン大統領や習近平主席から弱点を見透かされて、日本は不利な立場に置かれているように感じる。その点、トランプ大統領は敵対する大国相手とも上手く外交をしているようだ。大国同士なので米国も対ロ・対中と対等に渡り合えるからであろう。今に始まったわけではないが、日本は政治的に米国にあまりにも頼り過ぎていると考える。軍縮でももっと自信をもって国際的に発言すべきである。NPTしかりである。

2026年8月12日水曜日

お盆休暇


 台風15号の上陸で、関東地方の今日は天候が荒れるとの予想であったが、16時現在はすっかり雨も上がったようである。午前中は時より激しい雨だったが、眼下に見える屋上の駐車場は各企業もお盆休暇だからなのか昨日の祝日同様に混んでいるようだ。8月は夏休みシーズンでもあり、学校も企業活動も一休みという印象である。

案の定、平日はガラガラのスタディラウンジも今日だけはテレワークの人が多かった。おそらく今週一杯は同じような状況であろう。里帰りも親が元気なうちは機会も多いが、親も親戚も亡くなっていなくなれば、代替わりで帰省する必要もなくなる。墓参りだけはしなければならないが、敢えてお盆の時期にする必要もない。

ましてや我々自身が高齢となってしまったので、逆に自分の子供たちから見守られる時代である。企業を引退すると若い社員たちとの接点も無くなり、一抹の寂しさもない訳ではないが、金融機関の若い担当者の方たちと個人的に接触する機会があるので満足している。たまたま娘たちと毎日話す機会があるのでボケ防止にはいいと考えている。

2026年8月10日月曜日

盆踊り


昨日から3日間の予定でご近所にて盆踊りが開催されている。神社の境内ではなく鉄道のガード下にある広場が開催場所だが、どうやらショッピングモールを運営している鉄道グループの主催らしい。買い物を兼ねた家族連れが集まるので子どもたちも多い。世代の変化とともに街の様相も変わる。 

平成元年(1989年)に戸塚へ引っ越しして、毎年の楽しみに一つに神社の境内で執り行われる夏祭りと花火大会があった。当時はバブルの真っ盛りで地場経済にも活気があったし、自治会の方々も壮年期世代の方たちが多く、地元で開催される行事も毎年盛大に行われていた。

しかし、神主が何らかの理由でいなくなり、神社に出入りする人も見えなくなり、今は境内もひっそりとしている。かつては境内で行われていた夏祭りも花火大会もいつのまにか消滅してしまった。毎年境内で執り行われていた自治会の主催の年末年始の行事まで自然消滅してしまった。

昨日か一昨日の新聞に、全国の寺社が消滅しつつあるとの記事が掲載されていた。地方の高齢化と人口減少で檀家の数が減るとともに寺社も存続できず、伝統行事を守る人もいなくなっているのが現状のようである。祭りは活気があるし、人々に元気を与えてくれるのでは甚だ残念である。

昨日9日は、原爆投下から81年を迎え、長崎市で平和祈念式典が開かれた。我が家でも6日に続き午前11時2分に家族全員で黙とうを捧げ犠牲者を悼んだ。個人的には祈念式典での鈴木史朗長崎市長による平和宣言の言葉は情感がこもって印象深く聴き入った。

2026年8月7日金曜日

時代の変化

夏の甲子園が始まったばかりであるが、酷暑続きのため試合時間帯が大幅に変更された。第一試合は午前8時から、そして第2試合から第4試合は午後1時30分から夜のナイターまで、これまでは昼間の時間帯に試合が行われ夕方に終了するというパターンであったが、プロ野球と同じ時間帯でナイターまで試合時間が延長され、一般のサラリーマンも甲子園の試合を楽しめようになった。

高校野球の試合はプロ野球と違って、緊張のあまり選手によるエラーやワイルドピッチによって思わぬ結果になることが多い。必ずしもヒットの数が点数に結びつかないこともある。最近は審判によるスポーツの判定に異議を唱えて、ビデオで判定をすることが多くなった。人間の審判は判定を誤ることもあるので、度々自動判定システムが使われる。

大相撲なども微妙な判定に至ることも多いので、行事の軍配が審判員の協議によって差し違えで覆ることもある。バレーなどもライン上の判定は自動化されているし、主審の判定に異議があればビデオ判定のチャレンジが許されている。将来はフィジカルAIによる試合の判定が普通になるだろう。昨日は横浜球場で試合後にドローンによるイルミネーションが披露されていたが、AI技術の進化は早い。

 


2026年8月6日木曜日

偶然の出会い

 今日は広島原爆81年で、8:15に黙祷して一日が始まる。午前中11:30〜14:30は丸の内で昼食会、16時過ぎに帰宅して、今度は18:00〜21:30に夜の納涼会へ参加した。昨日同様に終日までスケジュールとなった。

帰路に、今、22:15に電車の中でブログを執筆中である。納涼会のゲストは元日航パイロットの方で、先週たまたま山崎豊子原作の「沈まぬ太陽.」をテレビで観たばかりで、偶然の出会いであった。

でも、納涼会で広島の平和式典に関する話題が、何人か挨拶された中で一言も出なかったのは誠に残念な事であった。

以上、本日はこれにて失礼したい。



2026年8月5日水曜日

沿線の思い出

 昨日は常磐線の特急列車で小旅行をしてきたのだが、MAPアプリで列車の進行方向にある各駅を通過するたびに様々な人の記憶がよみがえってきた。かつて元弊社で勤務していた社員は現在は結婚して家族とともに我孫子市に在住している。出身は旭川市であるが、高校を卒業して大手コンピュータメーカーに就職し、その後退職して、弊社に中途で入社してきた。

当時は大手メーカーに就職するほど彼の頭脳は優れていた。しかし朝が起きれなくて、何度も電話で起こす日が続いたり、朝寝坊を繰り返す社員でした。自宅にも押しかけてドアや窓をたたいても部屋が真っ暗で起きないので困り果てたことがあります。弊社を退職したのも、理由は違う職業に就くということでした。しかし、職業を変えることはなかなかできないはずです。

ところが又同じ業種に再就職し、その後結婚して家族を持ったのです。漸く朝起こしてくれる相手が見つかったのです。我孫子市には有名なメーカーがありますので、彼も現在は仕事も安定して、円満に家庭生活を営んでいるようです。もう30年くらい年賀状を毎年いただいていることが何よりの安心材料です。

手前の松戸には長年懇意にしている先輩が住んでいます。かつては大手メーカーの幹部で横浜市に在住されていたが、関連会社に移られて仙台へ転勤された方です。その後、また関東に移られて現在の松戸市に在住である。過去に取引先でもあり、長年お付き合いしてきた方であるが、就職難の時代に学生結婚したご子息夫婦の入社を頼まれて、夫婦は無理だとご子息だけ事前に面接もせず採用を決めたことがある。

実は入社後に仕事の内容に難しさを感じたのか、出社拒否をして自宅を出た後に行方不明になっていた。自宅に電話したら出勤したとのことだが、待てども出社してこないので、社長室に呼んで厳しく叱ったことがある。本人は泣いて謝っていたが、その青年が勤続年数を重ね、現在は立派な先輩社員に成長したのである。コネで採用したので、特に甘やかさなかったのが功を奏したのだと思う。

少し先の牛久にも、かつてお世話になったお取引先の方が新興住宅地に引っ越しされたことで記憶している。40年前の出来事なので、当時は都心部へのベッドタウンとして栄えたところである。都内から茨城県の牛久という車内広告で盛んに宣伝していた新興住宅だが、当時は随分遠方に感じたほどで住宅の分譲がどんどん伸びていた。現在では住宅が過密している地域で、分譲地はさらに遠方まで新興住宅として広がっている。



2026年8月4日火曜日

実現した訪問

 今朝、ラジオ深夜便のゲストで筑波海軍航空隊記念館の代表をしている、金澤大介さんのインタビューを聴いた影響で、予てから訪問したかった土浦の海軍航空隊記念館のことが急に気になって早速下調べをした。正式には茨城県の阿見町にある予科練平和記念館のことらしく、思い立ったら吉日で、早速、横浜からは少し遠方だが訪ねることにした。

実は私たち兄弟と縁が薄かった父親が、学生時代に予科練へ進み海軍航空隊として訓練した場所である。8月15日の終戦があと何日か延びていれば特攻隊として出撃していたようである。さすれば父の結婚もなかっただろうし、私もこの世に生まれていなかったことになる。運命のような気がして、一度父が体験した戦前の足跡を辿ってみたかったのである。

「百聞は一見に如かず」で当該記念館を訪れて、終戦記念日を前に戦時中の出来事に触れてみたのである。ご覧になった方もいると思うが、記念館は①入隊②訓練③心情④飛翔⑤交流⑥窮迫⑦特攻と、7つの部屋に様々な展示がなされていた。興味本位で父の名簿を記念館のどこかに見つけられないかと、様々な写真集を開いてみたが期待外れだった。

これまで幾度となく戦争の歴史を様々なメディアで拝見してきたが、戦争は勝った方も負けた方も、何も得をしないし、ただ人命を奪うだけである。日本は無駄な戦争を仕掛けたものだと、無条件降伏の敗戦を境に日本中の誰もが漸く気づいたのである。310万人もの尊い犠牲者が過去に存在して現在の日本がある、と場内放送されていたのが印象的であった。

2026年8月3日月曜日

習慣

 最近、家族が周りで会話している内容をよく聴いていないからなのか、「話していたじゃない」と家族から時々言われることがある。考えてみると、何十年も会社のトップで仕事をしていた頃は、部下からの報告を聴くことばかりで、周囲の会話の内容に注意を払うこともなかった。

仕事を離れて家族と過ごす時間が増えてきて、周囲の早い会話の流れについていけない自分があるのだろう。「聴いていなかったの?」と家族から諭されることは珍しくない。そろそろ目線を周囲と同じ視線で、会話の内容に深く耳を傾ける習慣に変える必要がある。

かつては仕事上で部下から「前に報告していますよ」と、こちらから尋ねることがあると言われることもあった。部下からの「言った言わない」ことを繰り返さないために、事前にメールに書いて送ってほしいと、忘れやすい自分のために依頼したこともある。

翻って、家族に対してはもっと普段の会話に耳を傾けるべきだと我ながら反省している。特に子供たちは我々より遥かに若いので、互いに交わす流暢な会話にも集中して耳を傾け、話の内容を把握すべきであろう。最近、子供と交わす会話が増えてきたので、夫婦同士で通じた会話のリズムも同様にいかないようである。