警察庁によれば全国の自殺者数は減少傾向にあるものの、小中高生の自殺者数は増加し、25年時点で538人と統計を開始して以来、過去最多となったとのことである。主要7か国(G7)で、10~19歳の子どもの死因として自殺が1位なのは日本だけだという。今後はこども家庭庁を中心に法改正の議論を進める考えのようであるが、豊かだと言われる日本において誠に残念なことだと思う。
自殺の原因は様々のようであるが、近年海外でも子どもを守るため、SNSやスマートフォンの利用について規制を強める動きが世界各地で相次いでいる。こども家庭庁でも実効性のあるSNS利用のルール作りを、海外の動向を注視しながら検討していくとのことである。翻って、文科省による子どもの自殺防止対策は進んでいるのだろうか。原因は学校社会の中にもあると思うが。
未だに子どものいじめの問題は改善の方向へ至っていないような気がする。経済的な格差で教育を十分受けられない子どもも存在すると考えるが、貧困が直接自殺に陥る原因ではないと思う。寧ろ、家庭崩壊などによる子どもを孤立させる社会環境が問題ではないだろうか。離婚による子どもを取り巻く生活環境の悪化は子どもの成長を考える上で食い止めなければならない。
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