2023年2月24日金曜日

城廻の旅

 昨日の天皇誕生日は、かねてから計画していた城廻の一環として久能山東照宮へ行ってまいりました。大船駅から小田原駅までJRで、小田原駅から静岡駅までは新幹線を利用しました。前日までは妻も一緒に行こうかなと小声でつぶやいていましたので、昼食に静岡駅周辺のうなぎ屋も事前に調べていましたが、案の定ドタキャンのため少し早く自宅を出ました。

静岡駅から久能山までのバスルートが分からず観光案内所で聞いて初めてのバスに乗りました。ネット検索では現地への直通バスがあるように書かれていましたが、実際は東大谷で乗り換えて久能山下までのバスルートでした。路線バスは住宅地の細い道路を進みましたが、終点まで乗車したのは私一人でした。つまりマイカーを使って登り口の駐車場まで行く人が殆どだということです。

山麓から1159段の石段を登っていくのですが、急な坂のため徒歩で20分くらいでした。休日なので久能山東照宮への参拝客はかなり大勢でした。たまたまNHKの大河ドラマ「どうする家康」が放送中なのでその影響かなと思いました。昨年は鎌倉、今年は静岡が大河ドラマの舞台です。私は昨年から城廻を初めまして、最初は近いところからと考えまして駿府城にしたのです。

ここで久能山東照宮の説明を少々お話しします。かつて久能山城は武田信玄が築城しましたが、長篠の戦で武田勝頼が敗れて徳川家康の城となりました。歴代の城主が存在しましたが、家康が駿府城で没してから遺訓通り久能山城は廃城となり、3代将軍家光が神廟とともに東照宮を建立したようです。

帰路は久能山から日本平までロープウェーで行き、バスで静岡駅まで時間はかかりましたが、今回は往復のんびりした城廻の旅でした。少し残念だったのは遅めの昼食があまり美味しくなかったことです。知らないところで予約もしないで行き当たりばったりの食事はなるべく控えた方がいいと感じた次第です。

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