2023年2月16日木曜日

四十にして惑わず?

  ある方が40代定年制を主張したところ、世間で大変な反響を呼んだことは記憶に新しいところです。しかし自分自身の過去を振り返ってみますと、確かにどん底の業績からリカバリーを開始したのは40歳過ぎで、底が深くても諦めないで地道に進むしかないと考えてきました。その後、運命が味方したのでしょうか、いつの間にか会社は変わってしまったのです。

日本の将来を考える上でもどうか40代の方々に今一度奮起して若い世代を支えてほしいのです。先行き不透明な時代だからこそ、40代の方々が今までの経験を活かして新しいフィールドで活躍する道が必ずあると考えます。私も32歳で妻子を連れて転職しましたが、たまたま35歳で社長を任されました。未熟なために最初は経営を失敗しましたが、その失敗の経験が功を奏したのです。

大企業には有望な人材が溢れていますが、どんな企業でも40歳過ぎる頃にはサラリーマンとして分岐点が参りますので、会社に残るか奮起して新天地で活躍の道を求めるのか、早いうちから心の準備をされた方が良いと考えます。中小企業は組織で揉まれた人材を求めていますので、是非、皆さん方のお力を発揮していただきたいのです。よろしくお願いいたします。

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