2024年11月29日金曜日

施設見学会

 本日は神奈川県内の施設見学会に参加しました。近年、大型物流センターがあちこちに建設されていますが、敷地はかつての製造業の工場跡地です。どうして各地に物流拠点が次々に増えたのか要因の一つは、すべてネット社会を通じて商品の売買が行われる時代だからです。しかし、物流業界も2024年問題で運転手の不足が叫ばれています。自動運転とはすぐにはいかないので、物流業界全体でDXを進行させ業務効率を向上させていることが分かりました。

続いて訪れたのが何度か見学したJAXAです。先日のイプシロンの発火事故などロケット開発技術の遅れを感じた次第です。衛星づくりには長けている日本が何故ロケットの発射事故を起こすのか素人には分かりませんが、技術力も含め技術の伝承と発射実験の経験が十分なのかが疑問です。国家予算にも限りがある中で将来の宇宙探検に向けた日本としての技術開発への取り組みが課題となることでしょう。

出発時に時間があったので自由見学としてリニアの工事現場を拝見しました。トンネル掘削工事にシールド工法が活かされているようでしたが、開通にはまだまだ多額の税収投入と歳月が掛かるように感じました。かつての政治力で新幹線に変わるリニアを走らせる構想は将来に利便性を齎し、地域経済を活性化させるのか、或いは禍根を残すのか我々には想像はできません。人口が減り、人の行き来も減るような時代にならなければいいのですが・・・。


2024年11月28日木曜日

ウォーキングイベント

現在、横浜市スポーツ協会さまの御指導の下、「目指せ、歩(ある)キング2024」と題してのウォーキングイベントに参加して社内でもコンテストを実施しています。先日も弊社へ横浜市スポーツ協会から2名のスタッフの方が見えて、終業後に会社にて準備運動の後みなとみらいを周回するウォーキングイベントが開催されました。約25名の参加者でしたが、全員で陽が落ちたビジネス街を30分くらい歩きました。

ウォーキングが済んで会社に戻り、その後スタッフの方の指導で整理体操をして終了し、夕食を兼ねて懇親会が催されました。久しぶりに会社のイベントに参加しましたが、会社の若い仲間とともに運動することに満足感を得ました。人は何か目的が無いと中々動こうとしないものです。社内でチームを組んで互いに競っているからこそ毎日のウォーキングを自らに課しているのです。見えない日々の運動が健康に繋がり、健康経営も実践できるのです。

先日、2011年から続いていたテレビ番組「にっぽん縦断こころの旅」という番組にレギュラー出演され全国を自転車で走り回っていた火野正平さんが急逝されました。いつもご本人が羨ましく旅番組を観ていましたが、自転車では足の筋肉は鍛えられるが腰にはあまり効果はないようです。毎週のように長距離を自転車で走っていても人の身体の健康は保証できないようです。健康番組の一つと捉えていましたので大変残念です。




 

備えあれば憂いなし

昨日、帰宅時のタクシーに乗ったら車体に伝わる変な音が聞こえきたので質問をしたところ、「スタッドレスタイヤの音です」と運転手さんが説明してくれました。突然、雪が降っても”備えあれば憂いなし”でスリップでの追突事故を未然に防ぐ対策を既に実施しているようです。かつて関東地方では降雪時にはノーマルタイヤからタイヤチェーンへ付け替えていました。つまり大抵1日で雪も解けるからその都度雪道に対応していました。

北海道地方では降雪時期になると車は一斉にスパイクタイヤへ履き替えていました。しかし、それは昔の話で、現在はスタッドレスタイヤが義務図けられているようです。スパイクタイヤだと春先の融雪時になると道路はアスファルトが削られて粉じん公害が発生します。春先になると道路のアスファルト補修工事が必要なり膨大な費用が掛かります。タイヤチェーンやスパイクタイヤ程には制動が強くないと思われますが、タイヤの性能が改善されたものと考えます。

早くから降雪対策をタクシー会社は実施していますが、マイカーなど一般車も予備として冬場はスタッドレスタイヤをトランクに準備していることが大切だと考えます。万が一、大雪に見舞われたら道路走行は完全にアウトです。スリップ事故を起こさないことが自分自身も相手も救いになります。タイヤの性能も年々良くなっていますので、万一に備えて常備したいものです。昨夜、ブログの投稿をうっかり忘れて本日になりました。

 

2024年11月26日火曜日

関税の影響

 外国為替相場はマーケットで決まるので、貿易収支では常に為替差益や差損が発生しますが、一方的な輸入関税率が大統領の一声で上下されるようになると輸出入において自由貿易は成立しなくなります。自国の雇用を守るために自国での生産を増やすことは理屈として成り立ちますが、一方的に輸入に関税を掛けると相手国との貿易不均衡が生じます。米国がトランプ政権に代わると政府が貿易活動に直接干渉して制度や政策を打ち出すことが予想されます。

いわゆる保護貿易の強化ですが、1次トランプ政権でも一方的な関税の政策でサプライチェーンが寸断されたように円滑な自由貿易が閉ざされることになります。為替も貿易収支も国際的な枠組みで貿易不均衡にならないように今日まで話し合われてきましたが、トランプ政権がどう動くのか景気の先行きが読めない幕開けの年となりそうです。日本はかつての円高で製造業が海外へ出て現地生産に切り替えてきましたので、今日は輸入が増えているのが現状です。

米国の景気は一部の州のテック業界が牽引しているのが現状で、かつての重厚産業の地域は競争力を失い弱体化していますので、国民の間に経済的な格差とともに分断が生じています。近年、米国景気は絶好調でしたが、富の分配が偏って米国民の労働者層に政治不信が広がり今回の大統領選挙の結果へ繋がったものと思われます。関税を撤廃しようというTPPの議論はどこへ行ったのでしょう。


2024年11月25日月曜日

SNS選挙戦

 最近、SNSが選挙結果へ与える影響に注目が集まっています。国民民主党が先の衆議院選挙で選挙前の7議席から大躍進して28議席を確保したのも、国民民主党の掲げる政策がSNSによる有権者への浸透に功を奏したと言われています。今回の名古屋市長選挙も似たような現象だったのかもしれません。市政を直に見てきた有権者が既成政党寄せ集めの選挙応援活動にあまり期待をしていないことが分かります。

リアルとネットを上手く融合して有権者に身近な政策を訴えなければ、ライバルを批判するだけでは納得が得られないという事ではないでしょうか。「103万円の壁」や「130万円の壁」が与党内で議論の中心となっていますが、これまでの1強他弱の自公政権では浮上しなかった有権者の政策に対する敏感な反応だったのではなかったでしょうか。SNSで有権者も実態を把握できるようになったのだろうと考えます。

時代は動いているにもかかわらず、これまでの政権は国民不在の政策ばかりが優先されていたのかもしれません。司法が独立していることで、時代の変化へ敏感に反応して裁判所も過去の冤罪事件に動き出した感があります。次々に再審が開かれるのも国民を重視した司法権の存在があるからだと考えます。長い歳月を要しましたが、時代に合った法律の制定が国民の安全・安心のために制定されるようになることでしょう。


2024年11月22日金曜日

人的資本

現在、小売業の「ニトリ」を知らない人はほとんどいないはずです。20代の新婚当時に札幌で生活していましたので、家具を買いに市内に何店舗か展開している「ニトリ家具」という家具専門のお店には時々で出かけていました。その「ニトリ」のお店を15年くらい前にたまたま横浜のみなとみらいで見かけて驚いたことを今でも記憶しています。いつも間にか家具の他に雑貨を販売しているお店に変わっていたのです。まさか北海道の小売業が関東まで進出していることに吃驚したのです。 

今や全国有数の家具類を販売する小売業へ成長して海外も含め1000店舗の出店を目指しているようです。昭和50年代札幌の「ニトリ」琴似本店はJR函館本線の琴似駅近くにありましたが、当時は駅前の巨大なイトーヨーカドー店が目立ち、ついでにちょっと立ち寄る程度の本店でした。何故、あの頃の「ニトリ」が現在のように急成長したのかとても不思議でしたので創業者の似鳥昭雄さんの自伝を興味津々に読みました。経営者の自伝は読み甲斐が多々あります。

事業は一朝一夕には成功しないので、同業種の小売業でも何か秘訣があるはずなのです。現在、NTTデータIMジェイエスピーに成長して生まれ変わった弊社も今日に至るまで並々ならぬ苦労の連続でした。成功の秘訣はと聞かれてもこれだとは明確に言えないのが会社経営ではないでしょうか。似鳥社長も話していましたが、経営者自身が優秀な人材を自らの足で探し、人的資本を強化しなければ成長のチャンスはないという事だけは共通しているようです。

2024年11月21日木曜日

大相撲ファン

子どもの頃に大相撲ファンで大鵬や柏戸という大横綱の後に玉の海と北の富士という新たな力士が急浮上して遂には横綱に上り詰めました。玉の海関は惜しくも早くに急逝となりましたが、北の富士関はその後も長年大相撲界でご活躍してこられました。昨日の訃報のニュースをお聞きした時は驚きとともに、また昭和時代の栄光が消えゆく残念な気持ちになりました。

現役時代の北の富士関は佐田の山関のように突っ張りの得意な力士の上に組んでも力を発揮できる強さがありました。玉の海関との横綱同士の勝負をもっと観たかったファンは大勢いたと思います。力士は比較的短命な方が多い中で、北の富士関は九重親方として二人の横綱(千代の富士、北勝海)を育て、最後は大相撲解説者として長く務めてこられました。

世代間の思いは違いますが、自分自身の成長過程に大相撲界で大活躍された力士は記憶に深く残っているものです。現在、現役の力士に王鵬という関取がいますが、かつての大横綱・大鵬関のお孫さんという遺伝子を引き継いでいるためにどうしても注目して応援したくなります。北の富士関も北海道出身ですが、当時は寒い北海道出身の力士が強かったように思われます。 

2024年11月20日水曜日

責任の所在

 ブラジルで開かれているG20サミットでは18日、首脳宣言が発表されました。議長国ブラジルは格差是正に向けた「超富裕層」への課税強化などを掲げたが、抵抗が強まり具体策はhとんど盛り込めなかったようです。また米国のトランプ氏が大統領選に勝利したことが宣言取りまとめの議論に少なからず影響したようです。日本の石破首相は国連の安保理改革を訴えるとともに、恐らく気候変動に取り組む確固たる決意を再確認するという項目に追記されたと思われます。

明確にちょっと聴き逃しましたが、ニュースでは石破首相の「各国は責任を果たす」という文言が宣言の中に盛り込まれたようです。多分、気候変動に対する各国の責任の在り方について日本政府の考えとして石破首相は言及されたものと想像します。米国のリーダーシップが求められる中でバイデン大統領の意向がどのように次期トランプ政権へ引き継がれるのかが不透明な中でのG20サミットの首脳宣言だったように考えます。

責任の所在はビジネスの現場でも大変重要です。会社組織が円滑に回るには組織内の部門責任者がどれだけ自らの職務に対して責任を認識して行動するかが要となります。成長する企業は部門ごとの責任者が十二分に認識して行動しているから全社員に反映して望ましい業績結果が出るのです。企業においては組織のチェック機関が大変重要です。弊社もブランド企業になったので此処で今一度襟を正したいと考える次第です。責任の所在について書きました。

2024年11月19日火曜日

詩人

詩人の谷川俊太郎さんが今月13日に老衰のため亡くなられたようです。実は谷川さんのことで長年気になっていることがありました。谷川さんは経歴では過去に3回離婚を経験されているようですが、その中に私が以前お話をしたことがある女性の存在が不明なのです。有名な方なので色んな人生経験を積み重ねていらっしゃるのでしょうが、今でも不思議な思いが私の脳裏に残っています。関係のないことなのですが触れさせていただきました。

 1975年頃の話ですが、品川区に在住していた頃に学生アルバイトでプールの監視員をしていました。そのプールで水泳教室を開いていた中年の女性の先生がいました。時々お話をする機会がありましたが、ご主人が詩人の谷川俊太郎さんだとお聞きしたことがあります。当時でも有名な詩人でしたのでその話を聞いたときに驚いたことがあります。その後、私もアルバイトを止めて都内から横浜市へ引越しましたのでその先生ともそれっきりです。

これまで何度もネットで検索して調べましたし、谷川俊太郎さんが亡くなったという訃報のニュースが流れましたので今回も再度検索しましたが、やはり私が知っている女性の方は見つかりませんでした。どうでもいいことですが、人物の経歴には不明な部分が存在するという事です。私も自伝の中で過去にお付き合いした女性について触れることは周囲の誤解を招きかねないから躊躇しました。

2024年11月18日月曜日

民意が正す

 地方に在住する者として昨日の兵庫県知事選挙の結果には注目していました。兵庫県庁やマスメディアから徹底して非難されていた様子しか我々の目には失職の最後まで映りませんでしたが、報道の在り方が日本国民全体に斎藤前知事への不信感が浸透するような偏りになっていなかったでしょうか。報道機関が右へ倣えで斎藤知事の姿勢に異を唱えていたのは事実です。

報道しか情報を得られない県外の民に報道機関がイメージを植え付けることは恐ろしい事でもあります。戦意を掻き立てる戦争時の報道が多くの国民の生命を奪ったのも先の戦争の反省でもあります。マスメディアの報道で判断するしかない我々の兵庫県政に対する印象が兵庫県民の民意と全く違っていたことが今回の選挙結果で判明しました。

米国大統領選挙でもトランプの勝利は米国民が判断した結果なのです。米国は世論が分断している国家なので政権も民主党と共和党が拮抗状態の中で政権交代を担っています。政治は民意が反映されなければなりません。報道は政治と密着していることもあり、偏る場合があり得るので信用し過ぎてはいけないという事だと思います。再選された斎藤知事に期待しています。


2024年11月15日金曜日

時を過ごす

昨日は久しぶりに千葉方面へゴルフに誘われて往復お連れの方の車に便乗しました。帰路にアクアラインで事故が発生して高速道路は大渋滞でした。運転手は少し眠そうだと話していましたが、私は失礼ながらウトウトして外の夕景色を見ていました。空には東京湾を千葉方面から迂回して次々に低空飛行で羽田空港へ下降していく飛行機のスピードに目が釘付けとなりました。

先週は九州の旅で東京・福岡間を飛行機で行き来したばかりでしたので、乗客の気分で羽田空港へ接近する飛行機がやけに気になりました。いつも巨大な飛行機の降り立つ様子を見ているととても神秘的に感じるのです。私は出身が九州なので首都圏からの移動に大抵は飛行機を使います。新幹線も快適ですが、九州となるとかつての寝台列車並みの長時間を感じるからです。

空飛ぶ車の将来構想などすぐには実現できそうにはありませんが、渋滞がない移動手段を飛行機や新幹線や客船以外で実現出来たらいいなと思います。車も近い将来にはデジタル情報端末に変わっていきますので、事故の無い安全な自動運転の時代が早く到来することを願っています。移動手段の中で時間を如何に使うかがこれからの時代だと考えます。

2024年11月14日木曜日

洞察力

 人間を理解するのは難しいです。少しだけ表面的に理解しているだけで本当の生き様を知らないからです。この程、私は自伝を出版しましたが、当初は家族に自分という人間をもっと理解してもらうために遺書として書き残すつもりで文章を仕上げてきました。妻ですら自分の生い立ちを深く理解しているわけではありませんし、子ども達ならば尚更のことです。

友人知人にも同じように知られていない自分自身があります。敢えて知ってもらう必要があるかというとその必要はないでしょう。しかし、出版社のセールストークに乗せられて書籍を世に出すことになりました。これまでの自分自身に対する誤解や勘違いは少し修正されるでしょう。それでどんなメリットがあるのかというと人間関係がよりスムーズになるくらいでしょう。

今日の社会は人と人との関係が希薄です。人が何を考えているのか理解できないことが多すぎます。つまり、話し言葉で発せられる人間性はほんの一部だけだからです。人を理解しようと思うならば、人との対話とともにその人が語る・書き伝える自伝が一番伝わるのではないでしょうか。作文を書く人も減っていますが、本を読む人も減っています。だから人間を理解するのは難しいのです。

悪意の第三者に騙されないためにも、少しでも自分自身の洞察力を身につけましょう!

2024年11月13日水曜日

日米の違い

 ここ10年以上、日米の株式市場を拝見してきました。当時NYダウが1万ドル前後でナスダック指数が4千前後だったように記憶しています。一方、日経平均は当時7千円くらいだったでしょうか。連日、値動きを何年も拝見してきましたが、米国株の強さと日本株の弱さを10年前から感じてきました。その状態は10年前も今も変わらないようです。日本は為替も徐々に円安で金利もマイナス、日本経済が如何にデフレを脱し切れていないかが理解できました。

バブル崩壊以来、日本の成長は低空飛行を続けてきましたので、デフレがなかなか収まらなかったようです。公定歩合もマイナスかゼロで不況期の金融機関の貸付も膨らむ一方でした。自然災害と不況のために中小零細企業の救済を目的とした無利子融資も膨らんでいきました。しかし、景気は一向に上昇しない状況が長く続きました。政府の描いた成長戦略も絵に描いた餅で、成長企業への人材も流動化せず日本は産業構造改革が果たせなかったのです。

一方、米国は産業構造の転換ができてテック企業が急成長し、金利も上がり、ドルも強くなったのです。残念ながら日本のバブル経済当時は不動産業と株高で潤った金融業だけが産業ランキングの上位を占めていました。当時、世界第2位の経済大国として長らく胡坐をかき、日本の産業政策が将来を見誤ったように感じます。その後、悉く海外勢に産業シェアを奪われたのも頷けます。円高不況による産業の空洞化を構造改革で乗り切ることができなかったのです。

2024年11月12日火曜日

次期米大統領に思う

次期米国大統領にトランプが決定しました。私はこの悲惨な戦争を終わらせるにはトランプのような駆け引きが上手い大統領でなければロシアとウクライナの戦争は終結しないし、さらに悲惨な状況になるだろうと先日ブログでも書きました。世界経済としては見通しがつかない事態も指摘されていますが、最優先すべきは戦争を終結させることがひいては世界経済的にも重要だと考えます。

長引く戦争でバイデン政権は完全にロシアのプーチンに舐められている気がするのです。ハリスになっても戦争継続の事態は変わらないと思いました。トランプ政権は経済面で強硬な姿勢が予想されますが、戦争の終結ならばトランプのリーダーシップに願いたいところです。長引く戦争に犠牲になっているのは一般国民です。どうも政治のリーダーが戦争に勝つことばかりを考えているように見えます。

戦争当事国の国民にとって戦争で勝利するかしないかは関係ないのです。国民はただ単に戦争が早く終わって平和が訪れてほしいだけのです。トランプ政権の到来は一方的な関税措置により、寧ろ日本や台湾にとって安全保障面で有利に働くかもしれません。政治は一歩先まで読めませんが、外交で互いに駆け引きして牽制し合うことで落としどころも見えてくるのです。今は強いリーダーの存在が必要なのだと考えます。

 

2024年11月11日月曜日

日本人

 敗戦後、焼け野原の中で日本人は先進国に追いつくため必死に働いて稼いできました。結果として戦後20年も掛からず先進国の仲間入りを果たしました。所謂、団塊の世代の大先輩たちが日本を経済大国へ引き上げてくれたのです。正に臥薪嘗胆の思いで頑張ってくれました。

残念ながら将来の日本はアジア諸国の中で徐々に衰退するだろうと予想されています。つまり労働力が激減していくからです。日本に進出しているTSMCには日本人のエリートが見当たりません。台湾から見ても日本の人材は働かないと見られているようです。実際はどうでしょうか?

そんな事はないはずですが、失われた30年と言われ経済成長しない日本を海外から見るとそう思わざるを得ないのでしょう。GDPの2倍以上、1300兆円の財政赤字を抱えた日本のような国は諸外国にはないのです。つまり日本人は働いて稼げなくなったのです。もっと戦後に学ばなければなりません。

2024年11月8日金曜日

羊羹と柿

 皆さん、羊羹はお好きでしょうか?羊羹というと「とらや羊羹」が有名ですが、実は私の出身地に「天草南蛮羊羹」というイソップ製菓の商品があります。昨日、天草の物産店で余りにも懐かしいので天草南蛮羊羹を買ってきました。この羊羹は私が子どもの頃から存在する商品です。半世紀の時代を超え、今蘇る幻の逸品のようです。この羊羹はなぜ商品寿命が長いのか調べてみたくなります。同じく製造元のイソップ製菓も昔から存在しています。

この天草南蛮羊羹は、安土桃山時代に季節風に乗って漂着した南蛮船がキリスト教や珍しい果実を持ち込んだことにより、天草島の歴史とロマンに満ちた伝説を後世に伝える銘菓と言われています。不思議なのは商品の昔から変わらぬ外装と中身の羊羹の変わらぬ包装です。近年は原料に地元特産の「デコポン果樹」と白いんげん豆が使用され、復元された商品のようです。私はたまたま懐かしさの余り買ったのですが、復元されるにはそれなりの理由があったのです。

また天草の五和町に天寿柿という、糖度が60度を超える大きな柿で、とろけるジャムのような甘さと旨味が特徴の甘柿があります。柿はビタミンCやβカロチン、食物繊維、タンニンなどの栄養素が豊富に含まれています。甘柿はそのまま食べられますが、渋柿も「渋抜き」をすることで甘く食べることができます。また干し柿では天草の奇跡と言われる最高級干し柿、芹生柿(せりうかき)という商品が五和町にはあります。どうぞご試食ください。





2024年11月7日木曜日

同窓会その2

 米国の大統領選挙も蓋を開けたら圧倒的な差でトランプの勝利が確定しました。政治は変化しないと現状は変わらないので、トランプ政権で世の中を変えていくしか平和も訪れないはずです。NYダウが大幅高になったのも経済界が変化を求めたからだと考えます。

さて私も昨日の同窓会を無事に終えて、故郷のお墓参りや旧友との歓談もそこそこに友人と2人で帰途につきました。片道3時間半、往復7時間のドライブもすっかり慣れました。昨日も本日も天気に恵まれ、国立公園を走り切った旅でした。

人生は短いので同窓会も定期的に催せたら仲間たちにとっても人生は最高です。仲間たちの社会で働く意欲も倍増するはずです。都会と地方では時間の経過も感覚的に違います。空気もきれいで空と緑の山々のコントラストがとても素晴らしいです。

2024年11月6日水曜日

同窓会

 本日は中学時代の同窓会へ出席のため久方ぶりに故郷を訪ねました。お互い様と思いますが、男性の同窓生の顔やスタイルを目にしても当初誰なのか判別できませんでした。10代の人間が70代になって歳月とともに如何に変貌するのかを目の当たりにした次第です。

驚いたことは名簿を見ると同窓生の8人に1人は物故者だったということです。人は体質が皆違いますので、個々人が自らの体を守るしかありません。1年後も元気な自分でいようと考えるならば、日々の健康管理をしっかり行うことです。

丁度、本日は米国でトランプの勝利が報道されました。高齢でもパワフルな不死鳥とも言えるトランプに少しでも見習いたいものです。我々の同窓会の盛り上がりも、日経平均の大幅な急騰とともに、トランプの勝利にあやかったような思いがした次第です。

2024年11月5日火曜日

米大統領選挙

 愈々米大統領選挙が始まります。民主党のハリスか共和党のトランプか勝敗の行方はかなり微妙なようですが、現在の長引く戦争を終わらせるにはトランプのような迫力に優るリーダーに頼るしかないと考えます。

確かに過去のトランプ政権を考えると海外に経済的リスクは高いことも有り得ますが、早期に悲惨な戦争を終わらせるには、当事国のリーダーに直接働きかける米国の大統領が望まれるでしょう。

現在の米国の民主党と共和党は国民を完全に分断しています。選挙の結果次第では国民の暴動が起きないとも言えません。勝敗が完全に決まるまで集計作業にかなりの時間が掛かることが予想思されます。

2024年11月1日金曜日

AI&IoT

 連日のハイテク関連のニをュースを見ると、AIに関する記事が圧倒的に多い印象です。米国経済の稼ぎ頭であるGAFAMもAIに絡むクラウド事業で引き続き好業績を上げています。当然、クラウド用のデータセンターにAI半導体が組み込まれますので、AI事業が普及する度にエヌビディアなどGPU開発企業が注目を浴びます。まだ試行錯誤の段階ですがこれからAIは更に進化してあらゆる産業分野に活用されていくようです。

生成AIもプロンプトの入力さえ正確であれば頻繁に使うGoogleの検索エンジンより詳しい説明を入手できます。但し、間違った回答もあり得るので自分で判断することが必要です。私もNewChat,Copilot,Edgeなど生成AIをスマホにインストールしていますが大変便利です。毎日使い慣れてくれば別の用途にも広く活用できると考えます。これまで人手のかかった調査や文書作成が容易に可能となります。

ただビジネスの現場で誰でも自由に使えるまでには多少時間を要するでしょうが、AIを活用することで業務の生産性は飛躍的に向上するでしょう。将来的な日本の労働力の不足を補うにはAIを活用するしか手段はありません。そのためにはGUIが更に進化し、高齢者でも使えるように技術革新しなければなりません。業務上のIoTはあらゆる情報端末を繋ぎ、進化したAIを実現するためのプラットフォームです。