2024年11月25日月曜日

SNS選挙戦

 最近、SNSが選挙結果へ与える影響に注目が集まっています。国民民主党が先の衆議院選挙で選挙前の7議席から大躍進して28議席を確保したのも、国民民主党の掲げる政策がSNSによる有権者への浸透に功を奏したと言われています。今回の名古屋市長選挙も似たような現象だったのかもしれません。市政を直に見てきた有権者が既成政党寄せ集めの選挙応援活動にあまり期待をしていないことが分かります。

リアルとネットを上手く融合して有権者に身近な政策を訴えなければ、ライバルを批判するだけでは納得が得られないという事ではないでしょうか。「103万円の壁」や「130万円の壁」が与党内で議論の中心となっていますが、これまでの1強他弱の自公政権では浮上しなかった有権者の政策に対する敏感な反応だったのではなかったでしょうか。SNSで有権者も実態を把握できるようになったのだろうと考えます。

時代は動いているにもかかわらず、これまでの政権は国民不在の政策ばかりが優先されていたのかもしれません。司法が独立していることで、時代の変化へ敏感に反応して裁判所も過去の冤罪事件に動き出した感があります。次々に再審が開かれるのも国民を重視した司法権の存在があるからだと考えます。長い歳月を要しましたが、時代に合った法律の制定が国民の安全・安心のために制定されるようになることでしょう。


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