世界的なインフレにより各国の中央銀行で利上げ観測が出ているようです。日銀も近く金利を0.25%上げて政策金利を1%にする見通しのようです。1995年以来、31年ぶりに金利水準が戻ることになると言われています。まだ米国やEUなどと比較すると日本は低金利の状態です。対ドル、対ユーロで長らく円安が続いてきたのも日本は低金利だったからです。
失われた30年でデフレが長期間続いたため、ゼロ金利状態で円安にならざるを得なかったのです。漸くインフレが定着しつつ、イラン情勢などでさらにインフレが拡大しないように、近く日銀が政策金利の引き上げを実施するとの観測です。景気に水を差さないように配慮しなければならないため難しい判断となります。EUも同じような思いです。
株価は企業業績の好調さを背景に、年初来、大幅な上昇をもたらしています。特にAI半導体関連銘柄を中心に、日米ともに株式市場は活況を呈しています。FRBも新議長就任とともに近く金利の引き上げは見送る方向とみられています。日米の金利差が為替を円高方向へ導くのではないかと考えます。インフレを抑えるには多少の円高が望ましいところでしょうか。
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