2026年9月8日火曜日

昨日の今日

昨日の今日なのか、不思議にも急な円高が到来した。株価は一斉に円高を嫌気して下がったように、ドル決済の輸出企業は為替差損が生じるため株安に転じた。あまりに急過ぎる円高は株式市場に与える変動が大きいが、投資家はもっと冷静になって円高を是認してほしいところである。為替はどの程度が良いか素人の私には判断がつきにくいが、今の円安水準はあまりにも評価が低すぎる。

かつての120円台の為替水準がいいのか、150前後がいいのか分からないが、今の円安は弱すぎると思うからである。しばし株安は続くが、為替差益で大幅な利益を稼ぐのが本当に良いことなのだろうかと考える。円の購買力を高めなければ貿易収支は一向に改善しないのである。かつて円高で製造拠点が海外へ移り、国内の製造業は空洞化した。

しかし、多国籍企業として海外出稼ぎ外貨を稼ぐことで大企業の業績は改善した。円高は輸入にも貢献したし、内需を主にした中小企業の利益も改善した。円高によって中小の内需企業は恩恵を受けた。また内需企業は円高で失われた国内の雇用を再び安定させることになった。労働者人口が今後減少していく日本にとって経済を成長させるなら円を強くして購買力を強化すべきであろう。

 

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