2021年7月9日金曜日

成長路線

 先日、財務省からの発表では20年度の税収が61数兆円で過去最高だったようです。消費税が10%で増収になったほか、所得税、法人税も前年を上回ったとのことです。コロナ禍にも関わらず税収が増えたことは喜ばしいことだと思います。昨今の企業業績を考えますと、21年度は更に税収は上回るだろうと見ています。国の台所が財政赤字で目を覆うような惨状ですから、歳入が増えないと歳出増ばかりでは国家が成り立たないわけです。しかしコロナ禍を契機に、前政権が掛け声だけでなし得なかった経済成長させる政策を真剣に練らないと、将来的に諸外国より経済が後退することは言うまでもないと考えます。最近、国も大学も民間もベンチャー企業を育成して、新たな事業を創り出そうという国を挙げての取り組みが目立っていることは私自身も感じています。しかし、残念ながら米国や中国のようにユニコーンが次々に誕生するような勢いはまだまだ日本は弱いと思われます。まだ人財的には海外に負けないと思われますので、国は成長路線への政策的な仕組みを是非とも考えてほしいものです。

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