2023年9月20日水曜日

31年ぶり

 失われた30年と言われる中で、地方の基準地価が31年ぶりに上昇しているようです。31年前はバブルの絶頂期で、地価の高騰が地方にまで及び、次々と不動産価格などに転嫁されていた時代です。そのしわ寄せで日本経済は長らくマイナス成長が続いたわけです。しかし、日本は漸く30年の時を過ぎてデフレ経済から脱却したようです。

特に、ここ20年くらい前からのIT革命により情報量が急拡大して情報の武装化を世界が競う時代となりました。同時にセキュリティが情報漏洩を防ぐ必然のツールとなってきたのです。おそらく地価の高騰は部分的だと考えます。つまり、デジタル技術により付加価値の分散を実現できれば地価などのバランスは維持されると考えます。

日本は人口減の時代に移っていきますが、有難いことに金融資産は過去最高の2000兆円を超える蓄積となっているようです。この資産を海外で運用していく時代が到来しているのか、各国の金融の世界での動きが注目されています。これからの若い世代には生成AIを同時に活用して情報を取捨選択し、有益な情報で新しい価値を是非見出してほしいと考えます。





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