政権が交代可能な2大政党制と小選挙区での「死票」を比例代表で補う形で、政権の安定と多様な民意反映の双方を目指して、村山連立内閣の下に成立し、導入された現在の選挙制度「小選挙区比例代表並立制」ですが、当初政府が唱えた政権交代可能な2大政党制には至らず、かつての金権政治の温床とされた中選挙区制度時代と変わらず多党政治が現状となっています。
中選挙区制度時代に批判された金権選挙は選挙制度改革と政治資金規正法等によって現在は厳しく取り締まられています。しかし、現在の選挙制度は小選挙区で落選した議員が比例で復活するなど、民意反映と矛盾した点も否めないように感じられます。また内閣総理大臣による「解散権」の行使を首相の専権事項としている日本の国会には米欧と違い違和感を覚えます。
やはり、選挙制度も議会の解散も政党間における国会で議論されるべきです。かつての政権などで首相の解散権が与党の思惑のみで民意の反映を重んじずに行使されたことに、国民の一人として大変矛盾を感じたからです。国会が正常に運営されるためにも政権交代が可能な2大政党制は望ましいと考えますが、日本の政治はまだ現時点ではその域には達していないように感じます。
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