2018年9月14日金曜日

女子パワー

此処では敢えて女性パワーでなく、「女子パワー」と呼ばせていただきます。先日、弊社のまだ入社してそんなに経っていない女子社員の、ハングリー精神に満ちたモチベーションの高さに正直、感嘆しました。女性の同期が全員ライバル心を燃やして上の地位を競争して目指していると言うのです。世の男性においても、同様に努力してもらわなければなりませんが、近年、やや気迫に欠ける傾向も無いとは言えないのが現状です。世間では漸く女性活躍推進を異口同音に叫んでいますが、未だに圧倒的に男性が優位なのが日の丸企業の現実ではないでしょうか。欧米比べて、政治の世界も、官僚の世界も、女性の力を活かすことで遅れているのが日本の実態です。昨夜ラジオに登場したある女性漫画家は、ご主人が専業主夫で育児、家事を一切して、彼女は一家の大黒柱として仕事で稼ぐという家庭でした。そういえば、私の住んでいるマンションでも、30年前からご夫婦の役割が全く逆のパターンというのがありました。最初は奥様の存在に全く気が付かず、ご主人は買い物から育児まですべてを1人でこなしていたのです。変わった家庭だなと周囲の方たちは見ていたはずですが、今思えば、日本社会における時代の最先端を行っていたご夫婦だったと言えます。欧米ではそれが普通なのですが、日本が古式ゆかしき伝統にとらわれて、欧米と比較して時代遅れになっていただけの話です。これからの日本再生には、女子パワーを最大化することが、産業界にとっても、国にとっても、大変重要であると思います。

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