2019年3月12日火曜日

アドバイザリーボード

私も経営のアドバイザリーボード(羅針盤)だと思える人に長年教えを請うて来ました。人事に関しては厳格でいつも鋭い指摘を受けていました。私自身の性格かもしれませんが、外部から招聘してきた人に対して対応が甘いところがあります。信頼ある人から指摘されると、それを信じて馬謖を斬ることはやぶさかではありませんが、自分が採用した人を外すというのは、余程のことがない限り心情的に難しいものです。第三者機関ともいうべき、社外役員を常に監視する立場に置き意見を聴くことは、経営にとって大変重要なことだと思います。社内文化の良い部分は残し、革新性を受け入れないと、組織は保守的になり「井の中の蛙」となりかねないのです。ぬるま湯ではこの世は生き残れないと頭では分かっていても、「茹で蛙」状態にならなければ気が付かないものです。この事を座右の銘にして何年も経営してきましたが、外部の人材を活用しても、現状が楽ですから、私も含めて会社にいる人は敢えて中々変ろうとしないことも意識して、会社を良くするための一念で辛抱強く時間を待つしかないのです。

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