2019年3月18日月曜日

意見

ここ最近、毎年この時期に大学の卒業式に招ねかれています。当の卒業生がどれくらい真剣に傾聴しているのか分かりませんが、学長や学部長による挨拶の言葉が、背後に着席しながらも、とても意味深く感じさせられます。挨拶の中に、日本は民主主義社会なので、社会に出てからも、大学で培った知識をもとに自分で判断して、自分の意見を自由に言えるような人間になって頂きたい、というような趣旨の言葉もありました。昨今、社会のあらゆる分野において、連日のように生々しい犯罪が相次いでいることを大変懸念しています。特に、新しい時代に対しての法的な整備が追い付かないために、様々な犯罪性のある事象が、巷で絶えないような印象を抱きます。見て見ぬ振りをしてはならないとして、犯罪を告発した側に制裁を減免する処置が取られたりするのも、多発する事件の取り締まりが追い付かない現実があるからだと思います。やや話が脱線しましたが、これからの卒業生に期待することは、社会に出て、堂々と自由に自分の意見を言えるような、正義感を社会のあらゆる分野で積極的に発揮してほしい、ということです。

0 件のコメント:

コメントを投稿