2019年3月4日月曜日

ドラマ

現在、英国ではユーロ離脱問題で揺れ動いていますが、「ダウントン・アビー」という英国の貴族社会当時のドラマを毎週観ていますと、英国人のスタンスが1900年代初頭から独特の国民性を持っていることを感じます。日本ではユーロ圏から離脱するような国家的重要問題を国民投票にかける事など想像できませんが、それを行使できるのが議会制民主主義の発祥地とも言える英国なのでしょう。もし日本も、現在の日本国憲法が昭和初期に施行されていたならば、太平洋戦争も未然に防げたかもしれません。日本には大統領制のような強力な権限を政治の最高責任者に委ねるような政治体制は馴染まないことは歴史的にも理解できます。憲法改正も時の政権で強制的に変えられないのも国民主権の良いところだと思います。英国の「ダウントン・アビー」のような歴史的名作が近代歴史において日本に余り見られないことは残念です。

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