2019年3月29日金曜日

彦根

昨日、年に一度の仕事で例年のように琵琶湖線に乗車しました。米原駅からの途中、彦根駅を通過しますが、小高い山にはかつて戦国時代に石田三成の居城であった「佐和山城址」や井伊家の居城「彦根城」が目に映ります。私ごとですが、彦根は亡き父が半世紀以上前に、新婚旅行中の夜間に崖から転落するような自動車事故で、父は瀕死の重症を負い、後妻となるべき女性は即死という、我が家にとっても後の災難のきっかけとなった場所でもあり、私自身の子供の頃に刻まれた記憶として未だに思い出す次第です。人生はすべて一瞬の「たら、れば」によって、その後の展開が大きく変わります。両親とはかけ離れた人生を送ってきたことが、現在の自分自身にとっては正解だったようにも思えます。さて、愈々本日を持って18年度も事実上終了しますが、過去は過去として教訓にしつつ、明日を夢見て歩んでいきたいと考えております。

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