2019年10月2日水曜日

組織

今日は集団指導体制について書きます。ちょっと漢字はやや硬直的に感じますので、英訳するとGroup guidance systemとなります。これはかつて中国の鄧小平が経済は改革開放政策、政治は集団指導体制へと唱えた考えのようです。やや毛沢東の共産党一党支配体制を批判した形となり、鄧小平は一時期、国家の中枢メンバーから外されたことがありました。日本においては政治家同士の権力闘争は党内で自然と融和する働きがありますが、独裁政治体制における権力闘争は我が国の比ではありません。戦後日本が民主主義や報道の自由を尊重してきたからこそ、民主的な選挙のもと今日の日本があるのです。今朝、たまたま某銀行の副支店長と名刺交換しましたが、銀行様も変わりつつあるのかなと感じた次第です。組織が活性化するためには、トップと参謀が役割を分担しなければ一般社員の声は耳に届きません。私が思うに、もし鄧小平がこの世に生きていれば集団指導体制により政治活動の役割分担が浸透し、現在とは異なる民主主義政治が進んだのではないかと想像するわけです。昨今の企業不祥事も独裁色の中で次第に育まれたのではないでしょうか。企業においても皆が主役にならなければいけないのです。

2 件のコメント:

  1. 集団指導体制による組織の活性化、共感致しました!
    人生まさに人間万事塞翁が馬、ですね。某銀行関係者より。

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  2. コメントありがとうございます。

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