2019年10月3日木曜日

地位

組織の上にある方は、常に謙虚であり、良識を疑われることは慎まなければなりません。その訳は、必ずしも自分の実力のみでその地位になったわけではないからです。もし自分の立場を勘違いすると、良識ある行動を取らないで人格的に非常識だと思われる場合もあります。時代は変わり、企業経営においてコンプライアンスを重視するのは当たり前になりました。しかし現実には、未だに旧態依然とした組織体質の企業が存在することを私たちはメディアで披見させられたりします。かつて私もある業界に在籍していた頃、日常茶飯に業界内で堂々と「入札ごっこ」をしている実態をこの目で見てきました。あれから何十年も経過して業界は清く正しくなってきたようです。業界内の古い慣習でも違法性があれば法的に厳罰が課されるケースは多々あります。そういう意味では、欧米での産業界に対する法的な厳しい措置が日本の社会にもあるべき姿として望ましい影響をもたらしているようです。実社会で働いている皆さんはもう一度反省して、自分も雇われている身分だという意識を持って役割を務めていただきたいものです。

2 件のコメント:

  1. 「地位が人を育てる」でありたいですね。コンプライアンスの重要性を説くとき。まず自らか謙虚でなければ、問うております。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    返信削除