2019年10月28日月曜日

プライド

人はプライドが高いと見栄を張る傾向もあり、社会に放たれて一度自信が崩れると中々復活が難しいものです。私の知る古くからの知人も何人かはそれに近い傾向があります。粘り強く生きてきたかは結果に現れますが、ハングリーな幼少時代を生きてきたかどうかで随分異なるようです。見栄を張ると疲れますが、ある年齢で自信を無くし、精神的に疲れたままでそっと静かに身を隠す人は多いのではないかと思います。何故、このような話をするかと言いますと、かつての学びの友たちにあまり元気さが感じられないからです。経済的に恵まれていたせいか、プライドは高いが、外交慣れしていない地場の同級生は多かったように思います。寧ろ高校時代を含め、社会に出てからも玉石混合で揉まれた私などは環境に恵まれたのかもしれません。「旅の恥はかき捨て」みたいな性分はありますが、見栄を張る些細な面がない事が却って世渡りに幸いしているような気がいたします。私は「臥薪嘗胆」という言葉を高校時代から大事にしていますが、何事も耐えることで自然と道は開けてくるものだと信じています。プライドを意識しなくても、粘り強さと忍耐力は人生において大事ですね。

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