2021年3月29日月曜日

産業革命

「これから自動車産業では天地がひっくり返るような変化が起きるだろう」これは先日のニュースでトヨタがパートナーを組む清華大学の欧陽明高教授から出た発言です。極めて深刻な時代が着々と接近してくるものと考えられます。トヨタの社長も近い将来100万人の失業者が自動車業界から出るだろうと話していました。正に100年に一度の産業革命が到来するようなものです。

アップルやソニーがEV車のモデルを発表していますが、彼らとすればスマホのような次世代のネットワーク端末としてEVを捉えているのだと思います。従来の自動車会社としての立ち位置は完全に無くなり、モビリティ社会を実現する会社に自動車会社も変わらなければ、将来は生き残れないという事を意味しているのかもしれません。

このような時代の変化が到来する未来に国がどの程度くらい危機感を認識しているのか疑問です。産業のすそ野の広い自動車産業が近い将来に様変わりするという事は、清華大学の欧陽明高教授の発言にも表れています。果たして日本は未来に向かって、どのような戦略で産業構造を変えるべきなのか、その解決が産業のトランスフォーメーションにあるのではないでしょうか。 

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