2021年3月3日水曜日

風の時代

 あるコラムで、2021年は西洋占星術では「風の時代」だと言われていることを知りました。つまり約20年に一度起きる土星と木星の大接近を「グレートコンシャンクション」と言われ、これまで200年続いた大量消費・大量生産の「土の時代」から情報や知識など形のないもの、伝達や教育が重視され、人々は知ることを求めていくことになるようです。

つまり2021年の「風の時代」は「持つ」ことから「知る」ことを重視するように世の中の価値観が大きく変わる時代の曲がり角だと言われています。シェリングエコノミーやサブスクリプションが様々な分野に見られるのも、物を人と共有したり、使用料を払って価値を楽しむ時代がネットフリックスやアマゾンプライムの人気に火が付いていることでも理解できます。

自社ビルを売却して賃貸に切り替えたり、ホテルを生活とビジネスの拠点として月決めで借りたりする考え方も同じ類の価値観の形だと考えます。大事なことはお金を停滞させずに必要なところに回すことです。今はコロナで経済的需要が落ちていますが、非製造業であるサービス産業も、ワクチン接種が進み、大多数の人が免疫を持てば「風の時代」に乗って復活するはずです。

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