2024年12月27日金曜日

バラの花束

昨日、妻は嬉しかったのか12本の赤いバラを××花壇というお店で買ってきました。普段は1本ずつ買ってきては居間に飾っているのですが、今回は12本の赤いバラの花束を買ったのです。有名な花屋さんなので1本880円したので、渋沢栄一が財布から消えていきました。妻は外出すると必ず付近の花屋さんに立ち寄るほど、生花を買うのが何よりの楽しみのようです。

昨日も12本の赤いバラの意味を教えられたのですがすぐに忘れてしまいましたので、自分自身で調べてみました。主に結婚記念日のプレゼント・プロポーズにお勧めの花束のようですが、12本の赤いバラには「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」という花言葉の意味が込められているそうです。私も初めて知りました。

バラは誰でもが知っているくらい有名な花で、地球上で最も美しい花と言われて「花の女王」とも呼ばれています。バラの花はあまり日持ちがしないのですが、数年前に妻が買ってきた「サムライ」という品種がとても長持ちすることを最近発見しました。しかし、同じ品種でもお店によって日持ちが違うことも判明しました。驚くなかれで、皆さんも是非お試しください。 

2024年12月26日木曜日

年末に際して

 今年も年賀状を一気に書き上げ投函しました。年賀状の枚数も年々自然と減ってきているような感じがします。最近はメールやSNSで新年の挨拶に代える人も増えていますが、年に1度の事なので私は受取人を思い出しながら住所も手書きで年賀状を書くようにしています。

自分の年齢に合わせたように喪中の葉書も増えてきていますが、まだ親世代の訃報が多く、同世代の訃報はまだ少ないですが突然なことで驚いたりします。人間は誰しも寿命がありますが、普段意識していない中で身近で訃報を聴きますと自分自身と置き換えて意識せざるを得ません。

暗い話はさておき、個人的には今年は初めて蕎麦打ちに挑戦しました。2月から習い始めて毎月1回の教室に休まず参加しましたが、なかなか一朝一夕には上手くならず難しいものです。ウォーキングも会社主催のイベントや個人的にはNPO主催の東海道宿場ウォークにもチャレンジしました。

そのほか、遠方で開催された中学や高校の同窓会にも10年振りに参加しました。自分ではまだ若いつもりでも同級生と会うと自分自身も既に老人であることを実感します。いつまでも元気でいることは保証されないので、残された人生を日々大切に過ごしたいと思います。






2024年12月25日水曜日

経済一言

 石破政権になって来年度の日本はどのように変わるでしょうか?私は日中関係がこれまで以上に改善されると見ています。今朝、金杉駐中国日本大使の会見を聴きましたが、もしかすると両国の外務大臣が地固めをして習近平国家主席と石破総理の直接会談が25年度には実現するかもしれません。中国経済は決して楽観できない個人消費も厳しい状況が継続するようです。日中関係が改善されることでトランプ政権によって多少の苦境は軽減されるからです。

米国の金利が切り下げられると、日本は利上げによる米国との金利差を縮小できるので円高の方向へ動いて輸入インフレを抑えることができます。日本の競争力やGDPが伸び悩んでいるのも円安が主な原因です。もっと日本の円が強ければ経済の足を引っ張るような悪しきインフレには日本経済は対応できるはずです。国内の賃金を上げるにも企業業績が好循環にならない限り掛け声だけに終わってしまう可能性があります。

少子高齢化と労働人口減が避けられない日本は産業のソフト化でモノづくりの付加価値を上げるしか道はありません。ネットワークとロボティクスで産業競争力を付ければ現在の経済力は今後も維持できるはずです。これまでも日本は共和党政権で経済の強みを発揮してきました。過去には民主党政権の通商政策の一環であるスーパー301条で日本叩きが度々行われました。米国の民主党政権は日本経済にとって必ずしも有利ではないのです。


2024年12月24日火曜日

産業の行方

かつて経営不振に陥ったシャープを台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業が買収しましたが、今度は業績に苦しむ日産自動車にも資本参加して経営参画に意欲を示しているようです。日産自動車はこのほどホンダ、三菱自動車と経営統合を目指すことが報じられましたが、海外自動車メーカーや新興勢力とのEV開発競争に果たして勝てるのか疑問です。

最近、国内販売の大衆車でスズキ自動車を見かけることが多いように感じます。現に、スズキ自動車はインドでも早くから進出しており、国内外とも販売は順調のようです。トヨタ自動車は今や世界トップメーカーですが、スズキ自動車とも連携しながら日本の強みを生かして海外市場でも好業績を示しているようです。

自動車産業は産業のすそ野が広いため、経営不振は国内の雇用にも影響は少なくないと思われます。 経営統合することで生産のスリム化が求められるので余剰人員は必ず出てくるでしょう。将来の生き残りのために3社の経営統合の方向性は正しいと考えますが、ほかの産業にも同じことが言えそうです。世界で戦うには日本の強みが活かされなければなりません。

今朝のニュースで一人当たりの名目GDPが先進国で最下位、しかも韓国にも及ばないという事態にもっと目を向けるべきではないでしょうか。

2024年12月23日月曜日

名言違い

 「絶望は愚か者の結論なり」とは、かつてラジオパーソナリティを務められた故山谷親平氏のお言葉のようでした。ご本人が亡くなられて40年が過ぎますが、子ども様には山谷えり子(参議院議員)さんが存在します。サラリーマン時代には毎日のように「テレホン人生相談」にレギュラーでご出演された山谷親平氏のお言葉を拝聴していました。他には当時、早稲田大学教授だった加藤諦三氏など相談者として登場されていました。

さて本日は今朝、ラジオ深夜便で放送された「絶望名言」についてお話しします。作家、シオランの言葉として文学紹介者の頭木弘樹さんから絶望名言が語られました。いつも様々な著名人の「絶望名言」を拝聴していますが、現代社会では生きていくだけで大変なことを人々は感じているのが現実です。かつてのように「絶望は愚か者の結論なり」とは容易に言えないことが多々あるのです。

私もサラリーマン当時は山谷親平さんの「テレホン人生相談」コーナーを拝聴しながら、世の中には悩みを抱えた人が多いことを興味本位で聴いていました。時代は変わり、私も当時の年齢から遥かに離れてしまいましたが、「絶望名言」というテーマが現代社会に横たわっていることを感じずにはいられません。寄り添う気持ちを皆が抱いて人に接することの大切さを深く感じるこの頃です。

2024年12月20日金曜日

処世訓

子どもの頃に祖母から「人を見れば泥棒と思え!」と言われたことがあります。多分、真面目で素直そうな私に対しての警告だったのだろうと今になってみると考える次第です。祖母は大変な苦労人でした。祖父がお人好しで人に騙されることが多かったので気苦労が絶えなかったのだと考えます。実は私も祖父に似ている面がありますので、妻から警鐘を鳴らされることは度々です。お蔭様でこれまで破綻するような大失敗もなかったのは妻のお陰だと考えます。

昨今、かつては考えられなかったような強盗や窃盗事件が多発しています。企業内においても同様の犯罪が個人によって引き起こされる時代です。なぜ個人が犯罪に走るのか理由を想像すると金銭的な理由がほぼすべてだと思われます。かつては日本人も経済的な格差が今ほどなく、貧乏な生活をしている人は大勢いました。父が多額の借金を作った我が家も例外ではありませんでした。しかし、父もお人好しの性格があったので人に騙されたのかもしれません。

結論から申しますと騙される方が悪いのです。騙すつもりはなくても結果的に騙されることは、長い人生を生きていれば経験することが少なくないのです。「人を見れば泥棒と思え!」という明治生まれの祖母の教えは、人生を生きていく上で人を安易に信用してはならないという戒めの言葉だと思います。性善説は理想で、性悪説を抱くことが結果的に自分を守ることになります。誰しも自分の欲で動くものですから、気を付けましょう! 

2024年12月19日木曜日

ウォーキングイベント

 今日19日は、初めてNPOの主催する「歩こう東海道~戸塚宿」に参加してきました。事前に申し込みをしていたので参加費を払うこともあり、みぞれ混じりの天候で気温も低下していましたが参加メンバーのお顔も拝見できるので戸塚駅の集合場所へ出掛けて行きました。9時半に簡単な準備運動をしてから約70名の参加者が班ごとに分かれて出発しました。

私自身は戸塚に35年間も住みながらも、全く知らない道路やお寺などを東海道の歴史と重ねながら説明員の方が案内しながら引率してくれました。歩きながらの江戸の歴史を探訪するウォーキングイベントでした。説明員の方に依りますと、このNPO法人東海道ウォークガイドの会も20数年続いているらしく他と比べて参加者も多いとのことでした。

ちょうど弊社でも横浜スポーツ協会の「目指せ、歩(ある)キング2024」というイベントに会社ごと参加している関係で、明日20日終日の歩数締め切りに間に合うために、今回の参加が私にとっても好都合だったのです。イベントに参加することで地域の歴史も分かりますし、初めて出会う参加者とも話ができます。参加するかしないかで人生の過ごし方も違ってきます。

<本日の内容>

うきよえで描かれた大橋や大坂上そしてお軽勘平の碑を訪ねる 6.4キロ

<コース>

〜妙秀寺〜吉田大橋〜清源院〜澤部本陣跡〜八坂神社〜富塚八幡宮〜大坂上〜お軽勘平の碑〜浅間神社

2024年12月18日水曜日

海外市場

早朝のホンダ・日産の統合ニュースには驚きました。ホンダは素晴らしい自動車メーカーだと認めていましたが、これまで一度も株式を所持したことがありませんでした。たまたまホンダの株式が持ち合い解消で売りに出され、ご紹介がありましたので初めて株主になりました。しかし、中国のBYDや米国のテスラなど新興のEV企業が既存の自動車メーカーの世界のシェアを奪いつつあるのが現状です。日産も業績不振で大規模なリストラが発表されるのと同様に初めて所持したホンダの株も低調気味でした。

EV競争では今後厳しいと考えて残念ながら12月をめどに処分しました。まさかのニュースでしたが、これから自動車業界で勝ち抜いていくには予想もできない経営統合ではないと考えます。SBGの孫正義会長兼社長の米国に4年で1000億ドル(約15兆円)を投資し、10万人の雇用を生み出す方針のニュースにも驚きました。孫社長はもう30年くらい前から注目してきましたが、凡人の予測もつかないハイリスクのチャレンジ魂と市場から叩かれても這い上がる執念が魅力的なのです。 

25年は再び米国経済が違った形で成長する年だと考えています。一方の日本は、なかなか世界のマネーが集まらない年にならないように国内経済を立て直す必要があります。グローバル企業は、さらに海外市場で外国企業と勝負して業績を伸ばす年にしていくことが重要です。日本は地方発の独自商品を海外マーケットで売りさばいて積極的に外貨を稼ぐべきです。TPPをフル活用して日本独自の食品を海外展開したらどうでしょうか。兎に角、海外市場に打って出るべきです。

2024年12月17日火曜日

クリティカルシンキング

クリティカルシンキングを実践することは大切です。ただ単に批判するだけではなく、論理的思考に基づく自分の意見でなければなりません。学生時代は宗教論に関してよく夜中まで友人と議論をしました。相手の言い分が変だと思ったら理屈を並べて反論したものです。仲がいいから遠慮なく意見を戦わせることができたように考えます。やはり議論する上で大切なことは自分の意見を言う前に相手の意見にも耳を傾けることを心得たいものです。

単なる論争は相手の意見を聴こうとしないで一方的に自分の言い分ばかり主張するので起きるものです。日本は思想・表現の自由が保障されている民主主義国家だから自由に意見が言えるし、批判的思考を持つことができますが、権威主義国家では政府に対する自由な批判は許されないことがあります。恵まれた環境にいる私たちは教育の場でも積極的に自分の考えを述べるような個性的な人材を育むべきです。

自分の意見を持つには知識や経験が必要となりますので、議論の裏付けとなる実学を身に付けるようになります。机上の空論では相手の心に響かないからです。ポジティブシンキングが必ずしもベストではなく、これから世界と交流していくにはクリティカルシンキングという発想を持つことが重要です。子どもの頃から自由な発想を育む家庭や学校での環境が必要だと考えます。経済的格差で子どもの教育が犠牲にならないことを願うばかりです。

2024年12月16日月曜日

経営責任

 日本はセキュリティ対策がまだまだ未整備だと感じるこの頃です。先頃の証券会社や直近のメガバンクで起きた社内犯罪などをニュースで拝見しますと、サイバーセキュリティ対策以前にリアル上のセキュリティ対策が疎かのように感じます。本日は某団体のセミナーで「デジタル時代の日本のサイバーセキュリティ戦略」というテーマでセキュリティインシデントなどを例に講演会を拝聴しました。

セキュリティ事故の大半はVPN(仮想専用通信網)の安易な使用方法で起きているようです。一方、ゼロトラストのように最新の技術を使ったネットワーク環境のような新しいセキュリティの考えも最近普及しています。リアルにしてもサーバー空間にしても、経営トップから全従業員に至るまで組織的にセキュリティに対する見識を深めないと事件は必ず再発します。

物事の処理においては性悪説を前提として、常に管理体制をオールラウンドで見える化していかなければなりません。事件は大抵、組織内で任せっぱなしにして管理を放置しているところから発生します。失敗に学ぶことは大切ですが、事件の代償は容易に解消しないことを熟知すべきです。今後、株主代表訴訟が当たり前のように起こりうると経営責任を認識の上、日々事業は営まれなければなりません。

2024年12月13日金曜日

世界経済

 2025年の世界経済がトランプ政権の誕生で悲観的な見方がありますが、バイデン政権で起きた際限のない戦争が収束する可能性もあるので、制裁の解除とともに世界経済の見通しは決して悲観的にならないと考えます。

ウクライナに中距離ミサイルの使用を認めたバイデン政権の判断は、ロシアをエスカレートさせるだけで何の意味もなく誤りだと考えます。直近になって日鉄のUSスチール買収に歯止めをかけるなど言動が異常だと考えます。

最近のトランプ発言を推測すると、かつてのようなサプライチェーンを分断するような大それた政策には至らないと考えます。本日、某シンクタンクの25年見通しを経済アナリストの講演で聴きましたが、私なりの予測を考えてみました。




2024年12月12日木曜日

歴史は面白い

 歴史が大好きです。特に近代史はあまり学校で習ってこなかったので、成人してから本格的に近代史に興味を持ち始めました。当然、戦国時代からも学んでいますが、歴史から学ぶことは多いですね。

最近はテレビを見る若者が減っているそうですが、歴史番組ほどいろんなチャンネルで放送しているものはないのではないでしょうか?大抵はNHKで歴史番組を見ることが多いです。歴史は面白いです。

NHKの「映像の歴史」などは古くから見続けている番組です。本日は忘年会の某集まりで東京大学史料編纂所、本郷和人教授の戦国大名についての歴史話を聴きました。歴史家、本郷先生のお人柄を初めて知りました。

2024年12月11日水曜日

政治を動かす

先の衆議院選挙ではたまたま裏金問題で自公政権が惨敗したため、急浮上した国民民主党が大躍進しました。自公国の枠組みで衆議院の過半数を占めたことにより、与野党議員の伯仲した勢力がこれまでになく国会で議論の駆け引きが真剣味を帯びているように感じます。「103万円の壁」の議案も、仮に自公政権が過半数を獲得していれば国会の俎上に乗ることは難しかっただろうと考ええます。

今回の選挙を振り返ってみますと、確かに他の野党勢力が裏金や政治資金問題に焦点を当てている中で、躍進した国民民主党は国民の目線に寄り添った政策を掲げていたように感じました。選挙戦略の成功とともにSNSで政策を拡散させたことが功を奏したのでしょう。来年の参議院選挙は他の野党も研究しますので二匹目のドジョウという訳にはいかないでしょう。

与党が過半数を占めると野党の提案した政策を実現することは、過去の一党多弱では難しいので与野党の勢力は伯仲した方が国会のムードも盛り上がります。国民も今回の衆議院選挙で自公政権が大敗したことで、政治は変わらないという諦めのムードから、選挙の結果次第で政治が動くことを実感したのではないでしょうか。政治を動かすのは主権者たる国民です。 

2024年12月10日火曜日

DXセミナー

 久しぶりにAIに関するカンファレンスのセミナーをオンラインで聴きました。DXはセンサーでデータを収集しAIで分析して業務をトランスフォーメーションしていくことですが、なかなか日本ではDXの進捗が思わしくないようです。原因は現場から経営層に至る最終的な目的が明確になっていないという事のようです。日本では業務改革においてAIに対する認識がまだ浅いのかもしれません。このままだと益々世界にDX化が遅れるとも言われています。

弊社もグループ会社に属してからDXへ少しずつ切り替えてきていますが、従来の紙ベースの業務資料は殆どなくなりました。会議も基本的にオンラインで行われていますし、会議資料もサーバから読みだし紙は使用していません。他社の動向は分かりませんが、外部セミナーもリアルとオンラインのハイブリッドが普通です。わざわざ現地まで出かけなくても最新のセミナーの情報は入手できます。企業の経営者はDXとは何かを認識する必要があります。

日本のデジタル革命が遅れているのは我々IT業界にも責任があります。長年、ウォーターフォール開発型でシステムを構築してきましたが、60年代に構築されたシステムもメンテナンスをしながら使い続けて今やレガシーシステムとなっているのです。かつて上流工程を設計してきた技術者は時代の流れから取り残されてしまいました。最近はアジャイル開発がメインとなっています。IT業界も世界を見て進化していかなければなりません。

2024年12月9日月曜日

政変

 シリアのアサド政権が遂に崩壊しました。米国のオバマ大統領時代からシリアは長引く独裁政権で多くの反政府勢力が殺害されました。多くの一般人も難民として国外へ脱出を余儀なくされました。独裁政権による弾圧で自国難民がこの頃から世界中で問題視されることが増えたように感じます。10年前には現在の状況は想像できませんでしたが、反政府勢力がアサド独裁政権に対して長年かけて漸く勝利をしたようです。

まだ世界には北朝鮮などのように独裁政権を維持している国やミャンマーなど民主主義勢力を打倒して独裁政権が支配している国々やがありますが、秩序ある民主主義国家が形成されることを祈るばかりです。日本は2世や3世議員が増えてきましたが、議会制民主主義政治なので世襲で政権を担うことはなく、国民にとって独裁政権よりまだ恵まれているのかもしれません。韓国もフィリピンもかつては独裁政権が支配していましたが、民主主義国家となりました。

大統領制の国民は政治に対して議会制民主主義の日本国民より必死に向き合っているようにも見えます。つまり、日本は国の代表者を直接選挙で選べないから、ある意味で選挙によって国民の分断が激しくならない点はあるのではないでしょうか。日本人の気質は熱し易くて冷めやすい面がありますので、旧憲法下で先の戦争にも国粋主義に邁進したのではないかと考えます。憲法に平和主義を明記したことは大正解でした。


2024年12月6日金曜日

近未来

ビジネスは10年先を考えて軌道修正しながら企業を成長させなければならないと考えます。あらゆる産業は近未来にどのような世の中になって産業形態が変化していくのか、常に先端の動きをリサーチしながら仮説を立てることが重要です。既存のビジネスは常に陳腐化していきますので、経営者は常に先を見て企業経営していきたいものです。成長していく企業は業界で生き残るために経営姿勢が革新的でなければなりません。

また時代の変化にスピーディな対応をしなければ成長のチャンスを逃したりします。後になって後悔しないように物事に対して勇断することも大切です。経営者は責任が重大ですから周囲の意見に耳を傾けて最終的に一人で決断しなければなりません。私の経験で話しているのですが企業環境もそれぞれ違うので、同じ真似をしないで自分の力量の範囲内で経営すべきです。周囲からの学びは常に参考にする考えで良いと考えます。

なぜこのような話をするかと申しますと、これからの日本は少子高齢化と人口減で経済を成長させることは容易ではないからです。日本の強みを生かして付加価値を上げるようなやり方をするしかないからです。例えば自動運転技術でも道路整備とともに安全性を担保してハイレベルを目指せば運転手不足も解決されるからです。ロボット制御技術も日本が強みが発揮できる分野です。遠隔医療も再生医療も日本には事業のチャンスがあります。

2024年12月5日木曜日

雑談

このところ連日良い天気が続いていますが、今日も冬としては温かい日和でした。日中は窓から差し込んでくる陽ざしのぬくもりが快適でした。冬の日光浴は最高で、燃料も電気もいらない自然の陽ざしは大変有難いものです。日の入り後の空では月と金星が接近していました。今宵もほっそりした三日月と「宵の明星」金星がとても鮮やかでした。師走の12月もあっという間に過ぎ去るので、日々経過する時間をじっくり味わいながら過ごしたいものです。

最近、「タイパ」とか「コスパ」という言葉が流行していますが、人々の幸せを追求する意味で進んで行けばいいのですが、人々を陥れる窃盗や詐欺事件に繋がるような間違った行動が目立っているようにも感じます。人間を育てていく上であせらずに時間を無理に削らずにもっとじっくり大切に生かしたいものです。今日も路上で落ち葉拾いをしている人がいました。おそらく、その人たちも誰からか命令させて働いているわけではないはずです。無償奉仕はなかなかできないことです。

2024年12月4日水曜日

国政の難しさ

 日本の政治はまだ穏やかです。今朝の韓国のニュースには驚きました。米国も民主党と共和党の2大政党ですが国民が完全に分断しています。韓国も大統領選挙は争いが激しく与野党の逆転は度々です。ユン大統領になって漸く日韓関係も穏やかになってきましたが、与党と野党が国会議員の数で逆転していますので、今回のような事態に至るわけです。

米国も韓国も似たようなものです。大統領制度は大統領の権限は強いが直接選挙なので国民世論的に難しい面があります。政権が変われば政策が極端に違うのも大統領制度に見られる特徴です。日本も以前そのような時期がありましたが、極端な政策で継続性が危ぶまれ時の政権が短命に終わってしまったことがありました。

議院内閣制では首相に大統領ほどの絶大な権限がなく、議院内閣制なので国会議員が投票によって首相を指名します。自民党のような絶対与党勢力が政権を担っているので安定していると言えます。寧ろ今回のような衆議院選挙結果は政権与党の傲慢さを是正し、政治に緊張をもたらす意味で日本の政治は良い方向へ進むのではないでしょうか。

2024年12月3日火曜日

新聞について

高校を卒業して新聞販売店で住み込みで働いている時、新聞の朝夕刊がタダで読めたことは有難いことでした。当時は大学生も普通のサラリーマンも新聞を購読していましたので、我々が働く新聞販売店も経営が成り立っていたのです。しかし、近年はインターネットの普及で新聞の購読者が激減して新聞販売店も激減したり潰れていっているようです。

学生時代も社会人になってからも新聞の購読を止めたことはありませんが、理由としては新聞の記事は信頼性が高いからです。ネットから得られる情報は膨大ですが自由に拡散されるので信憑性の度合いが新聞とは違います。昭和時代の人は大抵の家庭で新聞を購読していますが、テレビも見ない、新聞も読まない、読書もしない若い世代が多いと聞きます。

街頭でインタビューされても知識や教養がなければ自分の考えを正しく表現できないと考えます。もっと自分の考えを自己表現するには日々紙面が変わる新聞などにも目を通すことが必要と思われます。またなるべく様々なジャンルで人の話に耳を傾ける機会を増やすことに努めましょう。私も自分が人前で話す以上に人の話をラジオ等で聴いたりしています。


2024年12月2日月曜日

Clubhouse「経営730」へ

 コロナ後、通常出勤に切り替えていましたので、コロナ中に毎日聴いていましたClubhouseに暫く参加していませんでした。ところが先日、久しぶりに参加したところ関係者の皆さんや継続しているリスナーのメンバーの皆さんが多かったことに感心しました。放送の時間帯もあり、起業している方や2代目3代目の経営者が参加されていることが多いので、登壇されるメンバーの新鮮な語り口がとても印象的で興味を感じさせていただいています。

実は私も急に依頼されて、明後日(4日)は経営+事業承継でお話をすることになりました。皆さん、ボランティアで参加されたり登壇されたりしていますので、お互い様というわけです。私の会社も昨年10月に株式を譲渡して子会社になるとともに、今年6月より代表を降りて取締役として新社長をサポートしています。36年間も社長を変わらずに続けてきましたので、会社の為にも人心一新したことが良かったと感じています。

そのあたりの経緯(いきさつ)をリスナーの皆さんにお聞きしていただければと考えております。事業承継の話は何度もブログでしましたが、思いついて容易に進むものではありません。私自身も10年前から事業承継の構想を練り、5年前から本格的に動き出しました。M&Aともなると相手が存在しますので、交渉は容易ではありません。入口は通過してもデューデリジェンスから正式な契約まで大変な道のりです。私も難関を乗り越えたから言えるのです。