2024年12月10日火曜日

DXセミナー

 久しぶりにAIに関するカンファレンスのセミナーをオンラインで聴きました。DXはセンサーでデータを収集しAIで分析して業務をトランスフォーメーションしていくことですが、なかなか日本ではDXの進捗が思わしくないようです。原因は現場から経営層に至る最終的な目的が明確になっていないという事のようです。日本では業務改革においてAIに対する認識がまだ浅いのかもしれません。このままだと益々世界にDX化が遅れるとも言われています。

弊社もグループ会社に属してからDXへ少しずつ切り替えてきていますが、従来の紙ベースの業務資料は殆どなくなりました。会議も基本的にオンラインで行われていますし、会議資料もサーバから読みだし紙は使用していません。他社の動向は分かりませんが、外部セミナーもリアルとオンラインのハイブリッドが普通です。わざわざ現地まで出かけなくても最新のセミナーの情報は入手できます。企業の経営者はDXとは何かを認識する必要があります。

日本のデジタル革命が遅れているのは我々IT業界にも責任があります。長年、ウォーターフォール開発型でシステムを構築してきましたが、60年代に構築されたシステムもメンテナンスをしながら使い続けて今やレガシーシステムとなっているのです。かつて上流工程を設計してきた技術者は時代の流れから取り残されてしまいました。最近はアジャイル開発がメインとなっています。IT業界も世界を見て進化していかなければなりません。

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