少子高齢化が進み人口減が危惧される中で労働人口が過去最多となったようです。働き方改革で女性の労働人口が減少しなかったからだと考えます。未だに女性の労働力を継続しながら生かそうと考えない企業も存在しますが、中には仕事と家庭を両立させるために労働時間に柔軟性をもたせる企業もあります。DXが進んだ企業では労働時間を如何にして短縮するかを常に考えています。コロナ後、ホワイトカラーの生産性を高めないと競争には勝てないことが産業界でも分かってきました。
今後AIがさらに進化すると定型業務の時間が減りますので短時間労働も可能となります。どの企業においても短時間で如何にパワーマンスを出すかが問われています。過去のような長時間労働では女性の労働力を生かすことはできません。さらに女性のキャリアパスを諸外国のように明確にしなければこれからの企業は成長しないと思われます。そのためにも古い経営陣は入れ替わり新しい経営陣の発想のもとで経営が刷新されなければなりません。
残念ながら昔ながらの体質が変わらない企業も一部には存在します。人手不足は人口減のために避けられないですが、仕事と家庭が両立できるように短時間労働で働き方に柔軟性を取り入れれば、女性の労働力をさらに生かすことが可能となります。長時間労働を無くして労働時間ではなくパフォーマンスを重視する方向へ企業が評価制度を変えることが大切です。働く女性の意識を変えることも企業が存続する上で大切な取り組みだと考えます。