本日は阪神大震災から30年目を迎えました。1995年は弊社としても未だに記憶に新しいのですが、バブル崩壊後のどん底状態から何とか這い上がろうと決意した年でもありました。被災地でも大震災後の復興を目指して多くの被災された方々が必死でご努力されていた光景が目に映ります。弊社も30年前は同じような気持ちで再スタートしました。日本経済は失われた30年と称されてきましたが、当時はバブル崩壊や大震災が経済にも大打撃を与えたものと考えます。
30年という歳月は後の運命が別れてしまうほど様々な変化を受けることで結果的に隔たりが生じます。阪神大震災を忘れない意味でも1月17日という日を辿って後世に伝え続けていくことは大切だと考えます。弊社も現在は想像できないほど成長しましたが、被災地の現在も同じことではないでしょうか。企業の寿命が30年説と言われたのも社会も企業も人間の営み次第で結果はどのようにでも変わるからです。
戦後80年になりますが、もう一度近代歴史を学び直す時代が到来しているのではないでしょうか。学校教育でも社会の授業で近代歴史にもっと時間を割くべきです。古代の考古学も教養としては専門家を育てる上で必要ですが、実社会で生きていくには近代歴史に深く学ばなければ海外の人と渡り合えないと考えるからです。そろそろ教育の場でも30年計画で教養的な古代史から実学の近代史へ軸を移すべきではないでしょうか。
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