2025年1月20日月曜日

米新政権を前にして

トランプ政権が20日に発足しますが、もしハリス政権が誕生することになればイスラエルとハマスの停戦合意はこんなに早い時期に締結されることはなかったでしょう。ロシアとウクライナの停戦合意も年内に締結されることを期待しています。戦争は長引けば長引くほど復興にも時間が掛かり復興費用も莫大となります。戦争の継続は政治の緊張と軍事費の増大を招くし世界経済にも不安定さを齎します。

日本も過去には同じような経験をしてきました。第2次大戦を経験してきていない戦後世代が世界中に増えていく中で、近代史に学び過去の歴史を振り返り反省をすることは大変重要です。バイデン大統領にしてもトランプ次期大統領も、年齢的には高齢ですが幼少期から戦後の復興を見聞していますので、平和の尊さや国民を愛する精神は世代間でも強固だと考えます。

今回のイスラエルとハマスの停戦合意も、民主党のバイデン大統領から強硬なトランプ大統領への劇的な橋渡しが功を奏したものだと考えます。政治には駆け引きが重要ですが、政策の大転換が無ければ政治状況は大きく変化しません。トランプ大統領の登場で世界経済は一時的に震撼しますが、敵対国同士の対立が収まれば世界経済も徐々に安定へ向かうはずです。


 

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