市場の予想通り、日銀が政策金利を0.5%へ引き上げました。漸く日本も金利のある経済へ歩むことになりますが、やはりマーケットはやや懐疑的なのか午前中NYダウの上昇に反応した日経平均も日銀の発表で頭から水をかけられたような印象でした。アナリストはインフレに対する消費が強くなってきたとは数値的に判断していないようです。しかし、日銀もこれ以上の円安を防ぐためと、金融市場を正常化したいという狙いがあったものと考えます。
本日は毎年恒例の日経主催「新春景気討論会」をオンラインで聴講させていただきました。25年の見通しを知る上で論客によるパネルディスカッションは大変参考になりました。トランプ政権になって本年の為替を含め世界経済予測が困難な時代へ突入することは相違ないようです。しかし、米国が関税を諸外国との貿易にかけることでインフレとなり、金利を上げる事態になりかねないという意見がありました。
日本は変化の激しい国際情勢の中で、経済成長著しいアジア諸国で更に経済活動を活発化して日本の成長に結び付けていく必要があります。過去に拘らなければ新しい時代の消費を創り出すポテンシャルを日本はまだ有しているので、一人一人の日本人は自信を持って変化の時代を受け入れるべきだと考えます。トランプ大統領は米国優位を掲げていますので日本も周囲の人物を見極めて上手く付き合っていくことが肝要です。
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