2025年1月8日水曜日

毎日の献立

 人間にとって最後の欲望は食欲だそうです。妻が昨年末から探していた本がやっと見つかりました。沢村貞子さんの書かれた「わたしの献立日記」です。食の大切さをしみじみ感じるこの頃ですが、我が家でも近頃は健康のために減塩づくりの料理が並びます。最初は物足りなく感じていましたが、最近はようやく慣れて食材の味をじっくり味わうようになりました。元々田舎育ちなのでどんなおかずにもたっぷり醤油をかけていたようで、妻からはかけ過ぎだといつも注意されていました。

結婚以来ずっと半世紀近く妻に料理は任せっきりでしたが、今後は自分でも料理を作らなければと自分でも考えていますし、私にも作れるようになってほしいようです。独身時代には貧乏生活をしていましたので料理は自分で作っていました。料理の本にも少し興味はありましたが、たまたま料理が得意な妻と結婚したばかりに、作れなくなったというより寧ろ作らなくなってしまったのです。年齢を重ねるうちに作ってもらうだけではいけないと最近は考えるようになりました。

我が家も「男子厨房に入らず」と言っていいほど、結婚以来ずっと料理は妻の仕事でした。若い頃は毎日弁当を仕事場に持参していたので、毎日弁当箱の中身を開くのが楽しみでした。当時は今日のようなコンビニは無いので、ランチジャーというホカホカのご飯と味噌汁が一体となっている弁当箱でした。もう若くは無いので、これからは健康のために栄養のバランスを考えた食事づくりを妻に習いながら自分でも作りたいと考えています。

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