かつて日本はエコノミックアニマルと呼ばれました。資源のない国で世界中に日本製品を売り込み戦後日本経済の富を築いたからです。池田内閣の所得倍増計画も日本経済が右肩上がりで成長する予測が見えていたからでしょう。米国の経済人からみると自国優先に見えるエコノミックアニマル風に見えたのでしょう。人間はエリート意識が強過ぎると見えにばかり拘り、貿易でも結果的には損をしてしまいます。どうしたら自国の利益になるかを考えてほしいものです。
おそらく池田内閣や田中内閣のようなリーダーの存在がその後の日本でいなくなったのかもしれません。エリート意識が強過ぎたリーダーばかりが続いたのでハングリーのビジネスセンスも無くなり、経済成長の手法も政治的に取れなかったのかもしれません。民主党のバイデン政権やハリス大統領候補が共和党のトランプに負けたのもビジネスセンスが不足していたからだと考えます。エリート意識だけでは、したたかさもなければ人は生きていけないのです。
軍事的に対立しても貿易で国が潤うことはないのです。やはり、先ずは貿易で儲けて国力を強化しなければ国を守ることも同盟国を支援することもできないからです。日本は将来的に経済力を現状維持することも難しいと言われています。であればエコノミックアニマルと言われた当時の日本を目指すべきではないでしょう。トランプは不動産王であり本物のビジネスマンです。孫さんのような民間人の活躍に期待したいものです。
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