今朝の新聞で「子どもの自殺 過去最多」という記事を読んでショックとともに気持ちが暗くなりました。「子どもが苦しい思いをし、孤立している可能性がある」「子どもが生きづらさを抱えた背後には生きづらさを抱えた親がいる」ので「家庭全体を支えていく視点が大切だ」と書かれていました。相談先の話では、亡くなった子どもだけではなく、自殺未遂したり、死にたい気持ちを抱えたりしている子どもがたくさんいる、とのことです。
このような状況は10年以上前から聞いていますが、その後学校内でもいじめ対策や家庭内での虐待対策も進んでいると思われます。にもかかわらず、子どもの自殺が年々増えて減らない原因はどこにあるのでしょうか。おそらく家庭内に原因があるような気がするのです。両親の離婚による母子家庭や父子家庭で子どもを見守る家庭環境が不十分だと思われます。子ども食堂などが全国的に増えているのもその表れだと考えます。
このように都会生活での貧富の差が広がることで、教育の格差にも繋がり、友だちも減り、子どもの面倒を見る家庭環境が欠落することで、子どもは苦しい思しながら孤立していくのでしょう。昔と大きく違う点は、都会に出ることで核家族化が進んでしまったことです。願わくば同居しなくても、三世代が近隣に住むような社会になれば子どもの自殺は減るはずです。政治が子どもが育つ環境にもっと注視していくことが大切だと考えます。
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