2019年11月12日火曜日
内助の功
来年2020年1月25日に弊社は40周年を迎えます。まだ100年企業と比較すると大した社歴ではありませんが、これから50年、60年もあっという間だと思います。この変化の早い業界で、順調に100年へ向かっての企業の階段を踏み外すことなく登れるかどうかは、すべて人財の成長レベルに懸かってくると考えます。ブランド力と採用が重要なのは、これからの会社の成長に欠かせないからです。マラソンと経営は同じで、途中で諦めて立ち止まれば必ず後退します。パワーをもたらす練習量と持続力があるかどうかなのです。その支えとなるのが家族の内助の功です。社員の御家族をご招待するのは、日頃の御礼と将来に対する安心を担保するためです。経営はマラソンと同じように、常に記録の更新を目指さなければなりません。我慢する力や忍耐力があれば、運も味方して自分では想像できない記録的なゴールを達成する事も可能となります。内助の功があればこそです。
2019年11月11日月曜日
マラソン
昨日の青空は正に秋らしい天衣無縫ともいえる快適さがありました。私も午前7時過ぎに自宅を出て、8時半からスタートの横浜マラソンのレースを見るために必死の思いで現地に向かいました。みなとみらいの富士ゼロックスビル前から、スタート後の選手団を追いかけて、途中、沿道で応援しながら結局山下公園まで歩きました。折り返しは新杉田付近なので1時間以上の待機となりましたが、終盤のあと3キロ地点での選手たちの苦しい様相は前半とまるっきり違って見えました。42.195キロのフルマラソンを完走することが尋常ではないのは応援しているこちらにも伝わりました。かつて私も5キロから始め、10キロ、ハーフと10年以上にわたり各地のマラソン大会に出場して記録にチャレンジしてきましたが、ハーフマラソンが自分としては限界と思い、残念ながらフルマラソンは一度もチャレンジ経験がありません。マラソンは途中で止まると走れなくなるので、歩かないで42.195キロの距離をゴールまで完走することは大変なことです。後半もゴールのパシフィコ横浜まで山下公園から歩きましたので、マラソンを走らない私まで普段と違って大変な運動になりました。昨日の一日だけで2万歩以上は歩いたと思いますが、万歩計を自宅に忘れて計測ができなかったのは残念でした。昨日はおそらくこの冬一番の天気だと思います。
2019年11月8日金曜日
天気病
以前より妻から「病は気から」の「気」は天気の「気」である事を教えられていたのですが、昨日TVで実際に天気病という疾患があることを初めて知りました。人によって気圧の変化に敏感に反応して体調を崩す傾向があるということです。主に頭痛や倦怠感に度々悩まされる人が国内に1千万人いると言われています。つまり10人に一人はこの類の病に悩んでいるという由々しき事態です。私も業界の健保組合で組合員の医療費の支出状況を毎年見てきましたが、精神的な疾病による医療費は年々右肩上がりで増えてきています。実際、天気病による苦痛などは本人でなければ分からないこともあり、多くの企業が従業員の体調不良への対応策に頭を抱えているのが現状です。実際に患者が悩んでいる天気病の相談に乗っている専門の医者もいますが、まだ一般的には広く知られていないようです。企業も働く人にとって心休まる職場かどうかは企業間でそれぞれ違いがありますが、貴重な人材を抱える企業としても予防対策も徐々に発想の転換が必要ではないでしょうか。気圧の変化に加えて仕事上のストレスなどが蓄積すると、多くの人が体調を崩しかねない現実にある事を関係者はもっと理解を示すべきだと思います。
2019年11月7日木曜日
用心
かつて祖母から「用心する」ことを教えられました。というのも、祖父が用心が足りず怪我ばかりしていた事があったからです。当時、子どもだった私の記憶の中にも、出稼ぎに行った建設現場で骨折したり、酔って自転車で転んだり、段々畑の上から落ちたり、山で滑って手を怪我したりという過去が残っています。頭脳も明晰で、芸術的なセンスもあり、手先も器用で大工仕事が得意だったりした祖父でしたが、反面には用心深さに欠けるところがあったように思います。反対に祖母は物事に対して用心深く、冷静で、失敗などは観たこともないし私の記憶にありません。世の中にはもっと用心していれば、間違いを起こさずに済むことが多々あります。私もどちらかというと用心が足りないと妻は申します。先祖の遺伝子もあるので、なるべく怪我が少なくて済むように諭されながら今日まで生きてきました。私も人に頼まれると断れず、つい欲が出て投資をしたことがありますが、大体においてすべて失敗という結果になっているようです。失敗に学ぶためにも、大きな賭けはしないほうが人生において得策だと思います。用心するに越したことはありません。私から見て偉大であった祖母の教えは未だに私の心の奥に残っています。
2019年11月6日水曜日
ダイバシティ
昨日は私の希望で某会社の女性役員の方と面会しました。お客様のダイバーシティが進んでいることをこの目で実感したかったからです。まだまだ北欧諸国と比べると男女間の格差はかなり社会的に存在します。北欧の社会は男女平等が普通で、税金が高額の代わり、大学までの教育費や老後も備えも不要で、国が国民負担の面倒を見ますので将来心配はありません。小国だから柔軟に透明性のある国の政策が実行できるのかもしれません。一方、日本は大国なので舵取りが難しいのか、何かと社会的なつけばかりが年々増えているような気がいたします。かつて細川政権時代に国民福祉税が執行されていればと、今になってみると考えたりします。かつて経験したことのない少子高齢化社会の時代を乗り切るには、一般財源では足りないので間接税で賄うしかないと思うのです。国債を発行して借金を増やすより、国民が等しく負担する間接税のほうが将来につけを残さない事にもなります。先に取り上げました日本のダイバーシティはまだ掛け声だけが先行しているように思います。現在進行しつつある働き方改革を通して、もっと女性の社会進出が男性並みになれば、現実的な思考が政治や企業の中で発揮されて、これまでにない活性化が組織にもたらされるものと期待しているのです。
2019年11月5日火曜日
生きている会社
「生きている会社」は人を大切にする。たまたま某月間冊子の表題に出てきた言葉です。本当に人を大切だと思えば、人間は愚かな戦争などしないはずです。しかし未だに中東のシリア国境周辺では民族紛争が続いていますし、宗教上の対立など人を人だと尊重しない空気はここかしこに見られます。先日のラグビーW杯で来日したリトアニア政府の一団が、第一次世界大戦以降にナチスドイツの迫害から逃れた何千人ものユダヤ系難民を、本国の命令に反してビザを発給して人命を救った、当時リトアニア領事代理であった杉原千畝の墓地を訪ねたというニュースを耳にしました。人道という「困った人がいたら助ける」という日本人である彼の思いが、現在に至っても、リトアニアの人たちが心から日本人の気高い精神として脳裏から消えない気持ちを抱いていることがとても印象的でした。80年も前の話ですが、当時の人命が救われたためユダヤ系の民族が続いて今日に至っているわけです。そのように人の恩はいつまでも消えないのです。会社の話とは随分かけ離れていますが、会社も人を大切にしていれば、途中で危機的な状況があっても互いに協力し合って、経営も長く存続することと少しは共通しているのではないか思うわけです。
2019年11月1日金曜日
文化力
国力には経済力・軍事力・文化力があると言われますが、日本も米中に経済力・軍事力は及ばなくても文化力(芸術も含めたブランド力など)では負けないように、もっと日本独自の歴史ある文化力を世界に広めたいものです。個人的には米国の文化より欧州の文化が歴史的な蓄積があり私は好きです。ハロウィンも米国の収穫祭に悪霊を取り払う古代からの祭りのようですが、どうも日本人は外国の行事を本来の意味はあまり理解せず、外見ばかり真似ているような気がしてなりません。確かに仮装行事態は秋の運動会でもかつては行われていたので、私自身も機会があれば現実離れした格好もしてみたいとは思いますが、恥ずかしい気持ちが先立ち足を止めてしまいます。もっと日本は独自の文化力を世界に広めて、日本人としてのフィロソフィーを理解してもらう努力をすべきではないでしょうか。文化には様々なジャンルがありますし、日本にはそれが米中に比べて遥かに豊富だと思うからです。経済力や軍事力は手段であって、人間の本来の目的ではありません。寧ろ文化的な力が人間には必要なのではないでしょうか。昨日は世界遺産である首里城の正殿があっという間に火災で全焼してしまいました。今年の5月に初めて訪れたばかりなのですが、あの美しく歴史ある建物が無残にも無くなったことが信じられないとともに、沖縄の方々と同様に悲しい思いでなりません。
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