2018年5月15日火曜日

捲土重来

まさかの出来事であります。マレーシアで92歳のマハティール元首相が国政のトップに再登場しました。今年初旬、マレーシアの総選挙でマハティール氏が野党連合を代表して首相を目指している事をニュースで知りました。とかく日本国内の政局にばかり目が行っていると、私たちは微妙に変わりつつある海外の政治の動向に鈍感となりがちです。マレーシアも前ナジブ政権が長期化し、政治腐敗が目立ち、国民の不満が頂点に達したようです。首相の任期は5年で、2年後には新しい後継者と交代を目指すという事のようですが、保守政権が長く続いた国でもあり、今後のマレーシアがどのように変わるのか注目です。アジアの一員である日本も、国民世論がもっと政治に反映しなければならないように思われます。これこそ正に、野党連合の革命的な捲土重来の出来事ではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿