2018年5月15日火曜日

変遷

先日、札幌へ行って来ました。札幌は私が好きな都市の一つです。40年程前、新卒で札幌赴任を命じられた時は唖然としました。私は九州出身なのに全く逆方向へ社名を受けたからです。初めての北海道は、上空から見た印象が暗黒の地へ上陸するようなものでした。しかし、札幌で9年間ほど生活したのですが、一生住んでも良いところだと思いました。よく、札幌に赴任する時は涙して、札幌から本州へ転勤する時も涙すると言われていました。それほど日本離れを感じる素晴らしい土地でした。当時、住んでいる駅前の近くには馬が飼われていたり、住宅地はちゃんと区画整理されて綺麗なものでした。しかし、30年ぶりに訪ねた時は、残念ながら駅前の静かな光景もごちゃごちゃした印象がありました。大通公園も、当時はのどかな子どもの遊び場のような所だったように思います。多分、北海道経済がピークの頃だったようです。まさか拓銀が倒産するとは、当時のイメージから想像すらできませんでした。今思うと、変遷した札幌も良い思い出ばかりが残っている土地です。

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