2018年5月10日木曜日

人間は死ぬのは簡単ですが、長生きするのは難しいものです。しかし、現実には平均寿命が延びて、長生きしている方が増えてきているのも現実です。日常、幼い子供さんが死亡するニュースを聞くたびに、悲しい思いと将来がありながら亡くなる命が甚だもったいないという気持ちになります。どうして子供の危険な行動を親は止めないのか、どうして幼い子供の命を奪うのか、本当に理解に苦しむことが多い昨今です。人の寿命はまちまちで、同年代でも同時に死に至ることはあり得ません。しかし、若かろうが年老いていようが、生存から死に至るプロセスは皆違います。会社も倒産するのは簡単ですが、長年経営を維持することは難しいものです。会社が倒産する原因は大体同じようなものですが、倒産しないようにどのように経営するかは、人間の命ほどの難しさは無いような気がいたします。ひとつは昇格や異動人事で人材の入れ替えを図り、企業組織に活力をもたらすことで多くの会社は若返るのだと思います。会社の寿命は30年とかつて言われていましたが、近年は100年企業も随分増えてきています。長生きの秘訣は人間も会社も同じ理由ではないかと、この頃ふと考えたりします。

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