2018年8月29日水曜日

嘘をつかない

「嘘は泥棒の始まり」という教えは、かつて子供心に親から植え付けられた言葉であります。しかし、嘘を平気でつく様子が社会に余りにも多く見られます。企業においてコンプライアンスの遵守は近年最も重要視されているところですが、昨日のニュースにおいて役所における障害者雇用数の水増し報道には怒りを隠し得ません。民間企業には厳しい調査の上に未雇用数に応じて罰金まで課すが、当の役所では何ら調査もなく、雇用の実態数もいい加減に水増ししているようです。犯罪者が逮捕前後に嘘をつくのは多いですが、これだけ社会で問題事件が起きて、コンプライアンスの遵守が叫ばれている中で監督官庁の役所が嘘をつくのは許し難いものです。企業は日夜、お客様やステークホルダーの信用を維持するためにコンプライアンスの遵守として「決して嘘をつかない」ことを従業員に徹底しています。役所はもっと厳しく襟を正すべきです。

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