2019年5月10日金曜日

変化

漸く日本の大企業も古い慣習の終身雇用を止めて、新卒者までも通年採用へ切り替える時代となり、かつての就社の時代は完全に終わりました。今後、日本に変化をもたらし、成長を促すような人材の流動化が大企業を中心に活発化することを期待します。日本経済の活性化にはもっとスピーディな人材の流動化が必要だと思います。「寄らば大樹の陰」と言われた大きな会社で安定志向にて定年まで過ごす時代は完全に終わりました。老木になって倒れる前に間伐材を取り除けば、大木(たいぼく)も生き延びる可能性はありますが、大企業の場合には多大な人的犠牲を伴います。しかし苦しい時でも人材は適材適所で極力活かす努力をすべきです。産業界も各々の企業も、時代の劇的変化に苦しむか、または来るべき変化の時代を千載一遇で絶好のチャンス到来と考えるか、その分岐点となる日は近いでしょう。企業も自社の強みと独自の特色を持たなければ、これからは人材確保も難しい時代です。弊社も常に危機感を持って事業経営を進めて参りたいと考えています。

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