2019年9月19日木曜日

評価

本日、月例の某勉強会のテーマは、様々なタイプの人財を各社迎え入れて、日頃どのような対応を企業として行っているかを各社の例を挙げながら議論しました。世の中が多様化して、様々な家庭環境で育って社会に出てくる若者たちを社会人としてどのように自律的に育てていくかは、企業として大切な使命でもあります。しかし、現実的には旧態依然とした画一的な評価や処遇が一般的で、時代の変化に対応した企業の評価に柔軟性は欠けていないでしょうか。今は相対的評価でこうあらねばならないという固定的な見方をするのではなく、絶対的な評価をして一人ひとりの個性を尊重して他人と比較しないことが大事なのではないでしょうか。弊社も長年の経験で得たことは、個々人の短所には目をつむり、それぞれが持っている長所を捉えて、良い所は褒めて、自信をつけさせて、潜在能力を伸ばす、ということです。人は誰でも仕事に遣り甲斐を持てれば自然に成長します。松下幸之助の遺訓にもあるように、企業の使命は人をつくり、活かすことではないでしょうか。様々な家庭環境で育ったいろんな個性を持った人財を活かすことが重要だと思います。

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