2019年9月3日火曜日

福沢諭吉

子どもの頃に越中富山の薬売りの人持参した壁に貼るための用紙に、「福沢諭吉の心訓」が書かれていました。折角なので、自分自身も再認識のつもりで此処に書き出してみます。

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つと云う事です。
一、世の中で一番みじめなことは、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人のために奉仕し、決して恩に着せない事です。
一、世の中で一番美しい事は、すべての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。


実は今朝、ゴミを捨てに歩いている時に、背後にいるご近所の旦那さんが挨拶をしても不愛想なので、どうしたのだろうと思いきや、ゴミ捨て場で柵を開けたままで「どうぞ」と話したら、過去に見たこともないような笑顔をされたので、その意外な表情に驚きました。

実はわが団地でも、かつて大企業の勤め人の方がほとんど引退されているのですが、未だ現役で働けている自分がとても幸せに感じるのです。自分では感じていなくてもご近所さんはよく見ています。

ご近所の皆さんが現役の時代には、大企業のサラリーマンを羨ましく思うこともありましたが、現在は中小企業にいて本当に良かったなと思う次第です。

私は福沢諭吉の心訓のひとつ目と三つ目を今朝ふと思い出したのです。
小さい頃に壁に貼ってあった「福沢諭吉の心訓」は今でも色褪せていないようです。

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