2022年9月6日火曜日

二人の経営者

今年の7月20日、土屋ホールディングの創業者である土屋公三氏がお亡くなりになられました。土屋ホームは私が札幌でのサラリーマン時代に家具のニトリとともに馴染みがあり、その後に大成功された企業です。ニトリの似鳥社長はメディアに何度も登場されていますので少しは存じ上げていますが、土屋ホームの創業者である土屋公三氏のことは以前から人物像に大変関心を持っていましたが、半世紀近く殆ど知りませんでした。

ところが昨年から聴いているClub houseのモデレーターである大見知晴さんが自らの経営者のメンターである土屋公三氏を有難いことに思いがけなくご紹介されたのです。当年80歳の土屋会長はご体調がすぐれない中で、早朝の入院先からゲストとして多くのリスナーを前に快く会社経営のお話をされていました。ご自身が大工でも設計士でもない中で、銀行借入なしで創業されたこともお話しされていました。

私がサラリーマン時代の北海道で権勢を誇っていた金融機関やゼネコンも、その後のバブル崩壊で倒産してしまいましたが、勢いに乗り派手に貸し付けたり借りたりした結果だと考えます。経済は良い時ばかりではなく、不況は10年間隔くらいで必ずやってきます。その時に耐えられる企業の体力が常に必要なのです。似鳥氏や土屋氏から学ぶものは多いと考えます。

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